■湯の市前
関谷城廻スポーツ振興会主催の「歩け歩け大会」に参加した。
午前9時半、関谷インター脇の消防分団倉庫前には70名を超える参加者が集まる。
村岡七福神は近年新しく作られたものらしい。
島の神から川名への新道に沿って進み柄沢十字路を左折する。
湘南喜彩「湯の市」というスーパー銭湯の前を進む。
20年前までは深い林だったが、大規模開発で見る影もない。
■柄沢神社
最初の訪問地は柄沢神社(からさわじんじゃ)
もと鎌倉郡柄沢村で境川と柏尾川の間に位置する。
(鎌倉の地名由来辞典)
隅に収められているのが「恵比寿」さま。
平成19年12月に創られた新しい神様である。
■日枝神社
続いては日枝神社
鎌倉市と藤沢市の境にあたり「二伝寺」の近く。
近年まですぐそばに「福原家」の冠木門があった場所だ。
周囲は切り開かれ、老人福祉施設や新しい住宅地になって見る影もない。
庚申塚などもみんなこの岡に鎮座させられていた。
■日枝神社の弁財天
写真でははっきりしないが、
遥かに富士山が見えた。
■大神宮
東海道線の跨線橋を渡って高谷大神宮に向かう。
「古東海道」の面影を残しているのだろう。
入口を榎と梅の老木が守っていた。
■高谷大神宮の大黒天
高谷大神宮の案内看板を読む。
慶安3年(1650年)建立、平成5年(1993年)再建とある。
9月第2日曜が祭礼だそうだ。
大黒天が鎮座されていた。
■荒神社
続いて「荒神社」に向かう。
鄙びた雰囲気の社だが隣接する空き地には古い井戸が残っている。
小塚の鎮守だという。
■荒神社の布袋尊
荒神社には布袋尊(布袋さま)が祀られていた。
■弥勒堂
弥勒寺
地名にもなっている。
本堂の奥から石段をあがると「弥勒堂」がある。
ふだん人があまり行かない場所らしい。
■毘沙門天
弥勒堂の脇に「毘沙門天」
大河ドラマ「天地人」の上杉謙信の旗印で有名になった。
■宮前の御霊神社
平良文が京都の御霊神社から勧請した。
古い歴史を秘めた佇まいである。
■芭蕉句碑
境内には様々な史跡がある。
「徳壽院跡」(相模八十八箇所)
皇居から運んだという石段があり、
さらに芭蕉句碑まである。
梅が香にのっと日の出る山路かな
■寿老人
御霊神社には「寿老人」が祀られていた。
■御霊神社・川名
藤沢駅へのバス通りを横切って
農道を思わせる細道を行く。
住宅地のまん中で小高い場所に川名御霊神社があった。
今回の七福神めぐりの最終場所だ。
■福禄寿
川名の御霊神社
寄付者名板を見て驚いた。
最高額が3千万円(近郷の氏子の集まりらしい!
福は子孫繁栄
禄は財産獲得
寿は長寿
縁起をかついで神妙にお参りをしたものだ。