横浜市金沢区六浦(むつうら)、古くは六浦(むつら)と読み鎌倉幕府の海の玄関であった。
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京急「金澤文庫」駅“塩香る金沢海のまち”の周辺地図を見つけた。
■神奈川県立「金沢文庫」
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「中世の港湾都市 六浦(むつら)」横浜開港150年記念企画展である。
■「称名寺」の赤橋
金沢文庫は谷戸の奥に建っている。
古い隧道(トンネル)の隣に近代的なトンネルが出来ていて
くぐり抜けると別天地「称名寺」である。
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池にかけられた 赤橋が修復された。
赤い太鼓橋から本堂を望む。池の上に立つと別世界の気分だ。
■龍華寺
称名寺の山門からだらだら坂を下る。
龍華寺(りゅうげじ)真言宗御室派の古刹である。
■洲崎神社
龍華寺に隣接する。由緒ある神社だ。
■明治憲法起草の碑
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金沢八景に近づく。
明治憲法起草の地、伊藤博文の別荘もあったらしい。
中世の六浦と金世が同居する不思議な空間だ。
■姫小島水門
金沢八景に注ぐ運河の近く「姫小島水門」がある。
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姫小島跡の碑には次のように記されている。
その昔照手姫がこの島にて松葉いぶしの難に遭いたるを
土地の人哀れみ呼んで姫小島という。
照手姫と小栗判官の物語は別の機会に調べることにしよう。
■金沢八景の名物
琵琶島神社
瀬戸神社
因みに江戸時代の「金沢八景」は
小泉夜雨(こいずみのやう)
称名晩鐘(しょうみょうのばんしょう)称名寺
乙艫帰帆(おっとものきはん)
洲崎晴嵐(すざきのせいらん)
瀬戸秋月(せとのしゅうげつ)瀬戸神社
平潟落雁(ひらかたのらくがん)平潟湾
野島夕照(のじまのせきしょう)野島
内川暮雪(うちかわのぼせつ)
安藤広重の浮世絵が残されている。
■琵琶島神社から八景島
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現在の平潟湾
海の向こうに金沢シーサイドラインの車両が見える。
こんもり茂るのが八景島、このあたりは昔は海の中であったろう。
さらに進めば「六浦」である。