「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

円覚寺の除夜の鐘

2008-12-31 23:19:00 | Weblog
■大船駅23時

円覚寺の除夜の鐘に行こうと思った。
大船駅23時
大晦日の夜、駅の中は若者でいっぱいだ。

■円覚寺入り口

除夜の鐘を撞くための整理券
ネットには11時半から配布となっている。

■円覚寺法堂

深夜の円覚寺は所々の灯りが嬉しい。
北斗七星も夜空に冴えている。

法堂ではなく「仏殿」の宝冠釈迦如来像
静かに微笑んでおられた。

■正続院で鐘を撞く

円覚寺内の正続院で鐘を撞く。
見る見るうちに行列が長くつながる。
若い僧侶が”4人ひと組でお願いします”と伝える。
見知らぬ人とタッグを組んで「正続院(しょうぞくいん)」に向かう。
57番目だった。

国宝「舎利殿」のある寺で普段は門が堅く閉ざされている。
23時50分読経が始まる。
第1組目なのだろうか
続いて鐘の音が鳴り響く!


鐘楼では4人の僧侶が読経している。
寺の中に入ったころは「観音経」が高らかに詠われていた。

思ったより短い紐を4人で引いて鐘を撞く。
”ご~ん”という音に向かって手を合わせる。
いつの間にか12時はとうに過ぎている。
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鶴岡八幡宮の「大祓式」

2008-12-31 10:28:00 | Weblog
■段葛

大晦日
鶴岡八幡宮の「大祓式」に出かける。
段葛は正月の用意がスッカリ整っていた。

■おお祓え

「大祓式」は11時から鶴岡八幡宮
舞殿そばの酒樽前広場で催行される。
太鼓橋の傍を歩く姿も冬の気配が濃厚だ。

”大祓え”と”煤払い”とは違う、
そう言って”大笑い”した。

■鶴岡八幡宮大祓式

30分前に到着したが既に3列目である。
”半年の罪穢れを祓えて大海原に流しやる儀式です”
と巫女がせつめいする。

11時には”大玄関を出ました”と禰宜の説明があり、
神官たちの沓(くつ)音がして間もなく始ろうとしている。
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古刹の迎春

2008-12-28 12:32:00 | Weblog
■龍宝寺の門松

龍宝寺(鎌倉市植木)では門の前に大きな門松を立てていた。

■明王院入り口

五大堂 明王院
朝比奈に近い「十二所(じゅうにそ)」にある。

墓参りに鎌倉霊園に行き、
「終い不動」の明王院に出かけた。

有名な境内撮影禁止のお寺だ。
覚園寺ゆかりのお寺でもある。

■明王院の不動堂

天園ハイキングコースの入口
細い道から明王院の不動堂が見える。
境内は撮影禁止なのでここから撮影。
28日は「お不動さまの日」で
覚園寺の副住職に挨拶する。

観音経を声高らかに唱え不動明呪を唱えて終わる。
境内では餅つきが始まり大勢の壇信徒が集まっている。
つきては若いお坊さん
 胡麻、餡、黄粉、納豆、醤油海苔、野沢菜、抹茶、
 大根おろし(絡み餅)、みたらし、ローズヒップ
10種類の餅をごちそうになる。
和やかな村の年越し風物だ。
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冬の花

2008-12-27 11:36:00 | Weblog

キュンと冷え込んだ朝は霜柱が美しい!
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ロウバイ

2008-12-26 12:26:00 | Weblog

名前の由来は次の2説があるらしい。
・半透明なロウ細工のような花弁
・陰暦12月(臘月)に咲く花
いずれにせよ香り高い冬の花である。

ロウバイの花弁の内側は暗紫色、
素心蝋梅は全体に黄色だという。

薫り包み ロウバイの黄の開きをり たかし
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冬の農地

2008-12-25 11:21:00 | Weblog
■ブロッコリー

関谷の農地で冬の日を浴びて成長する。

■白菜

家族総出で収穫作業!
手伝っていた幼な子も眠くなったようだ。

■キャベツ

富士を仰ぎ 丸く育む 命の芽 たかし
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極楽寺の「お焚き上げ」

2008-12-24 14:52:00 | Weblog
毎月24日は「お地蔵さまの日」
12月は納めの地蔵だ。
極楽寺では「お焚き上げ」の日になっている。

■導地蔵

定刻少し前、赤橋のそばの「導地蔵(みちびき・じぞう)」
極楽寺の住職らしい人が祈っている。
ガラスに映っているのは私だが、
奥の方に座っている人が住職だ。

■お焚き上げ準備

撮影禁止の極楽寺境内だ。
住職に特別に許可をお願いした。
お札の上をヒノキの葉が覆う。
さらにお地蔵様の絵札がその上に飾ってある。

例月のように堂内でお経をあげる。
その後で経本を持って外に出ると「般若心経」以下を上げる。

火を点火するのは先住の仕事らしい。
信者さんとファンクラブが醸し出す落ち着いた雰囲気だ。

■住職の挨拶

「無事」とは何もなかったということです。
何もなかったことに感謝する心も大切です。
分かりやすい説教で今年の暮のしめくくり。

明日からお正月まで門は閉ざします。
御用のある方は裏からどうぞ。

良いお年をという挨拶も爽やかだった。
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龍口寺の「茶筅供養」

2008-12-23 11:39:00 | Weblog
■龍口寺

夜来の雨は上がり急激に冷え込んだ朝を迎える。
龍口寺で行われる「茶筅供養」に出かけた。
「茶筅」は抹茶を泡立てる道具で「茶筌」とも書く。
古くなった茶筅を仏前に供えて供養する儀式だ。

■お茶席

本堂では裏千家淡交会の茶席がある。
“一人500円で誰でも参加できます”と書かれていた。
お茶を運ぶのは青山学院大学茶道部の学生らしい。

■茶筌を供養する

中央には「茶筅」が飾られている。
間もなく本堂で法要が営まれる。

■茶筌供養

11時に始まった法要。
本堂の中は淡交会でのお稽古をしている人たちで一杯だ。
地元テレビ局のカメラも入り、
僧侶五名が列席して粛々と進められる。
最後に香炉が回される。

■伎芸天

伎芸天という天女が天井から見守っているようだ。
天女は芸事の神様である。

■茶筌塚

法要が終わると茶筅塚でお焚きあげ。
花とともに卒塔婆、古い茶筅が祀られていた。

■お焚き上げ

経を唱える僧侶。
使い終わった茶筅を持参している人たち。
お焚きあげはこれからクライマックスを迎える。


総受付建物の脇
アロエの花が咲いていた。
江ノ島が近い龍口寺には南国情緒が似合う。


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俳句ポスト

2008-12-22 13:45:00 | Weblog

鎌倉市内の「俳句ポスト」が市役所にもある。
有名な観光地には目立つ所にポストがあって、
誰もが投稿(投句?)しやすいようになっている。
まさに 鎌倉の誇りだ。
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放生寺と穴八幡~冬至から節分の祭り

2008-12-21 19:53:00 | Weblog
穴八幡への人の列は尋常ではない。

一陽来福ではなく一陽来復が旗指物にある。
冬至から節分にかけての祭りの初日だ。

穴八幡のお札を貰う人の行列は数時間待ちらしい!
そこで隣接する放生寺の方へまわる。
■放生寺入口


■放生寺境内

穴八幡に隣接する真言宗寺院。
弘法大師を拝んでいる人も多い。
様子は少し混んでいる程度だ。

■穴八幡
”午後4時ころまで”という警備の人の話は正しかった。
午後4時少し前のお札売り場(?)は祭りの後。


穴八幡の境内は賑やかなお祭りの雰囲気だ。


■一陽来福・来復
一陽来福が放生寺
一陽来復が穴八幡
似たような形の御守だった。

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