「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

山芋の花

2008-08-31 10:19:00 | Weblog

野生の山芋は秋を感じさせる。
トコロという植物と似ているが、花の形は全く違う。
山芋(ヤマイモ)の花は白く気品さえ感じさせる。

秋が深まると山のあちこちで深い穴を見かける。
山芋を掘った痕を埋め戻していないらしい。
“最近では山男も地に落ちた”と嘆く人も多い。

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風船葛

2008-08-30 11:13:00 | Weblog
これが「風船葛(フウセンカズラ)」です!
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風船唐綿の花

2008-08-29 11:35:00 | Weblog
■フウセントウワタ

フウセントウワタ(風船唐綿)の花を見かけた。
南アフリカ原産で、晩秋になると実がカパッと割れ、
中から綿毛とタネが出てくるそうだ。


とげとげをもつ丸い実の形がなんともユニークである。
秋の実で、 とげとげ部分は痛くない。
形の似ている「風船葛(フウセンクズ)」は
初秋に緑色の風船形の実がなる。
これもユニークは植物である。
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ふれあいショップ

2008-08-28 10:59:00 | Weblog
■鎌倉「ふれあいショップ」
鎌倉市内の福祉施設を中心とした「ふれあいショップ」がスタートしてから
障害を持つ人たちが働き社会とふれあう場所が増えたと好評らしい。

鎌倉市役所が今日の売り場である。
鎌倉生涯学習センターと2ヶ所へ交互に出かけているため、
少しずつリピーターが増えたという。


幟(のぼり)が人目を引く。
福祉課が雨で売り上げが少ないことを心配して、
「館内放送をして下さいました」との報告である。
作業所の利用者とボランティアの組み合わせが絶妙で、
それぞれに楽しいと口々に話してくれた。

市役所受付そばが売り場で10時~14時が営業時間(?)である。
今日は「虹の子作業所」の当番。
手作りクッキー、ミニまな板、エプロンなどの他に
パン(委託販売)も取り扱っている。
足の痛みを訴えていた次男坊は留守部隊らしい。
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地元の祭り

2008-08-27 19:29:00 | Weblog
■地元「玉縄地区」のお祭り

8月26日~27日に地元「諏訪神社」の例大祭が行われる。
触れ太鼓が自動車で地区を回る時代になった。
大きな旗のある打越は神社から一山越えた位置にあたる。
今は2つのトンネルで繋がっている谷戸の中間に神社が鎮座している。

■諏訪神社入り口

諏訪神社の入り口に目印の看板が立てられた。
ひっきりなしに自動車が通るバス通り。
植木小学校や社会福祉法人清和会の近くだ。

■祭りの準備

夜店も出る村祭りだ。
夕方、祭りの準備に忙しい。

■両神社

諏訪神社は後北条氏が諏訪から勧請したという。
北条早雲が築いた「玉縄」城址に「諏訪壇」がある。
その後、諏訪神社は村人の手で移された。
さらに御霊神社(ごりょうじんじゃ)と合祀したと書かれている。

栄光学園あたりにあった北条の慰霊塔
神社の裏山に「ぶっけり仏」として祀られている。

■階段の提灯

数年前に寄進した提灯が今年も灯されていた。

■諏訪神社本殿

諏訪神社本殿にたどりつく。
社務所は坂を下ったところにある。
舞殿を備えた立派な神社だ。
地元での知人たちは氏子らしく準備に余念がない。
柏手を打ってお参りを済ますとかわらけにお神酒が振る舞われた。

■夜祭り

午後7時から民謡踊りが行われるという。
家人に連れて行ってもらうが階段を上がる気力がない。
雨の天気予報が外れて夏休みの最後が盛り上がっている。
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オシロイバナ

2008-08-27 16:18:00 | Weblog
■オシロイバナ

白粉花(オシロイバナ)
白粉と書いてオシロイと読む。
日が落ちる頃に花が開き芳香を伝える。

私が幼かったころの話である。
害虫のカナブン(黄金虫)を捨てろと父に言われた。
可哀想で殺せないと反抗する。
オシロイバナの下でお母さんが待っているとも言ったそうだ。

“こいつは詩人だ、武道家にはできない”と母に言った。
苦虫をかみつぶしながら子どもの個性を感じていたのだろう。
そのころから母は詩人だった。
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カミキリ

2008-08-27 13:20:00 | Weblog
■カミキリ

夏も終わろうとする季節になった。
藤沢市遠藤の新しいレストラン「茶屋亜希子」に出かける。
庭のハーブが素晴らしい庭園風のレストラン。
 電話:0466890022

満席のため30分ほど庭の一隅でハーブを観察する。
“あ!カミキリ虫”の声にそっと近づく。

帰宅してインターネットで調べるとカミキリの種類の多いこと!
虫籠を持って昆虫採集をしていた小学校時代に戻ったようだ。
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ワルナスビ

2008-08-27 12:08:00 | Weblog
■ワルナスビ
雑草と呼ばれる植物には奇妙な名前が多い。
「ワルナスビ」(悪茄子)もその一つだが花を見て納得させられた。
春から秋まで繁殖し続け花はジャガイモやナスに似ている。
鋭いとげが多いうえ、地下茎および牛糞などに混じる種子でよく繁殖するという。
有毒で"Apple of Sodom"(ソドムのリンゴ)、
"Devil's tomato"(悪魔のトマト)等と呼ばれるそうだ。

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雨の日は鎌倉の美術館

2008-08-26 11:31:00 | Weblog
■雨の日は鎌倉の美術館
鎌倉の美術館は小粒だが静かで、雨の日にはゆっくり訪ねたい。
「鏑木清方記念美術館」は小町通り突き当たりの手前左側である。
鎌倉に寄付された作品群を中心とした展示会が興味深い。


9月3日まで「鏡花作 清方描く」収蔵品展である。
清方は『高野聖』『婦系図』などの作者・泉鏡花の挿絵を描いた。
展示にも工夫がされていて好感が持てる。

9月6日からは「清方の美 秋の情趣」収蔵品展である。10月29日まで。
11月1日からは特別展「清方の芝居絵」だという。今から待ち遠しい。

■美術館の小さな庭
文化勲章をもらったときは鎌倉に住んでいた。
その家を遺族が鎌倉市に寄贈したものである。
瀟洒な庭が待ち受けている。
玄関わきでオミナエシとホウズキが待っている。


■鎌倉国宝館
鎌倉国宝館は鶴岡八幡宮の境内にある。
昭和3年に開館した鎌倉市立の歴史・美術博物館である。
国宝の当麻曼荼羅縁起絵巻(光明寺)大覚禅師像(建長寺)などが収められている。

常設展示であったが重文「明月院絵図」など興味深いものがあった。
室町時代に禅興寺(その後廃寺)の塔頭だった明月院の縄張りが描かれていた。
大町・辻薬師堂「薬師三尊及び十二神将像」もあり
長禅寺(廃寺)薬師堂にあったという。

9月4日から特別展「国宝鶴岡八幡宮古神宝」(10月5日まで)
10月10日からは
 特別展「鎌倉の精華-鎌倉国宝館開館80周年記念-」(11月24日まで)
その後は常設展を経て、年明けには
 「肉筆浮世絵の美-氏家浮世絵コレクション」(1月4日~2月15日)


■実朝歌碑
草木の生い茂る境内地に源実朝歌碑がある。
関東大震災で倒壊した鶴岡八幡宮二の鳥居の一部を歌碑にしたもの。
昭和17年に鎌倉ペンクラブが発案、
鎌倉同人会協賛で鎌倉文化連盟が建立したものだそうだ。
私の生まれた年からこの場所にあったというのが不思議な気がする。

 山はさけ うみはあせなむ 世なりとも 君にふた心 わがあらめやも

この歌は源氏の棟梁らしい天皇に捧げるものだという。
この君を恋する人と読んでみると不思議におおらかな気分になる。
なお、実朝の歌碑は鎌倉文学館、鎌倉市役所前(商工会議所内)にもある。


■宝戒寺の百日紅
宝戒寺に萩の花の開花時期を聞きに行く。
「9月15日ごろでしょうか」
太子堂のサルスベリが満開だ。


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建長寺開山忌

2008-08-24 11:30:00 | Weblog

駐車場は満車。
拝観の人は“ご自由に”お参りくださいということらしい。
本日は「入場無料」である。

■鎌倉五山第一位「建長寺」
巨福呂坂(こぶくろざか)と亀谷坂(かめがやつざか)の中間地点にある。
鎌倉幕府が開かれる前は刑場だったという。
山頂には「半僧坊」があり「天園ハイキングコース」の出発点でもある。


■法堂の鐘
建長寺の広い敷地内に伝えるのは鐘の音である。
9時25分、10時12分(ころ)三か所の鐘が鳴り響いた。


■鐘楼
第2番目は国宝の鐘を撞く。


「おはおうございます」と挨拶する。
「暑いですね」と声をかけると
「本当に暑いですね」と汗を拭う。
好感の持てる若い僧侶である。


■出を待つ駕籠
「仏殿」におかれた駕籠は出番を待っているようだった。


■開山忌の始まりを告げる
いよいよ開山忌の始まりである。
どこからかの指示があったのだろう。
墨染の僧が鐘を鳴らす。


■僧侶の登場
西来庵から僧侶たちが続々と出てくる。


■建長寺の高僧
日傘を差されて高僧が登場する。


■開山忌の始まり
香と水を手向けてから袈裟を広げて沓を脱ぐ。
深く礼拝をすると開山忌が始まる。


小坊主が香炉などを捧げ持っている。
円応寺(えんのうじ)の「閻魔縁日」に続いての登場である。


■法堂の中
法堂の中では厳粛に開山忌が進められている。
一段と高い所におわすのが「大覚禅師」蘭渓道隆その人である。


千人の僧侶といったら言い過ぎかなとも思う。


「山門今日念四日」
大覚禅師に捧げる文章を読み上げる。


香華や抹茶などを召し上がった開山さん。
銅鑼と小太鼓で見送る僧侶たち。


■開山さんを送る
白装束の駕籠かきに守られて開山さんが「法堂」を出られる。


高僧たちがお駕籠に従って行く。


鐘楼、三門と建長寺境内を開山さんが見回っているようだ。


■開山さんの駕籠
銅鑼と一緒に「仏殿」に入る。


■開山忌のクライマックス
恐れ多くも大覚禅師のお姿を拝見した。
開山忌のクライマックスのようだ。


立錐の余地もないような仏殿の中である。


■開山忌の終わり
無事にお勤めが終わった僧侶たちが方丈へと帰っていく。

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