鎌倉七切通の一つ「名越切通」(なごえきりどおし)は
往時の面影を残していることで知られています。
峠辺りにある「まんだら堂やぐら群」は
長期間の発掘調査でなかなか見ることができませんでした。
逗子観光推進の会主催で「特別公開コース」が開かれました。
JR逗子駅に着いたときは降っていなかった雨が出発時点ではあいにくの・・・。
横須賀線の踏切そばの「法性寺(ほっしょうじ)」
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猿畠山法性寺(えんぱくさん・ほっしょうじ)が正式の名前の
日蓮宗のお寺は山門を入るとすぐに急な坂です。![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/ab/d84c296fcfc96540cb7590fbbf3475a3.jpg)
中腹の本堂でトイレ休憩。
案内地図を眺めて行きます。
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さらに上って奥の院。
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日朗上人の御霊屋が奥の院の前にあります。
松葉谷で焼き討ちにあった日蓮上人を白いサルが案内して
この窟屋にかくまい食べるものを運んできたという伝説があります。
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「お猿畠」の異名をとる平場の向こうが「大切岸」
鎌倉幕府の防衛線説が石切り場説に変わり
今ではその折衷案になっているそうです。
名越切通から左に山道を歩いていきます。
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目指す「まんだら堂やぐら」です。
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ハゼなどの赤い葉が散り敷いて雨にぬれています。
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イチョウの黄葉がみごとでした。
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まだまだ発掘調査は続くようです。
大きな石がせきとめている場所や90センチほどの広さしかない場所がありますが
どうも関東大震災の地殻変動などの影響だったようです。
歴史の定説を覆す発掘調査も行われているようで興味深い探索会になりました。