「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

逗子から葉山へ(2)

2010-12-12 07:01:44 | Weblog

鎌倉と逗子は隣接しているのですが町の雰囲気は大きく違います。

為政者の姿勢よりは地形がそうさせているような気がします。

田越川に沿って海に向かいます。

不法係留していたボートが全くなくてかえって風情がなくなった気もします。

赤い橋を渡り山の上までお墓がある宗泰寺(そうたいじ)です。

次に向かったのが「六代御前の墓」です。

壇ノ浦で滅びた平家の大将・平維盛の嫡男の数奇な運命を秘めた物語を聞きました。

大きなケヤキ、タブの木が歴史を感じさせます。

そこから山の上まで一気に(私は喘ぎ喘ぎ、休みながら)登って行きました。

この山一帯が「長柄桜山古墳群」だということは教えられなければわかりません。

平成になって発見されたということを丹念にご説明頂きました。

そこから少し下ると逗子市郷土資料館のある「蘆花記念公園」です。

名残の紅葉を楽しみながらの昼食もまた楽しいものでした。

緩い坂道に看板があります。

これは明治の文学者・徳富蘆花の「自然と人生」の部分を抜き出したもので

当時の生活、逗子の風光などがよくわかるものです。

コメント
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