鎌倉と逗子は隣接しているのですが町の雰囲気は大きく違います。
為政者の姿勢よりは地形がそうさせているような気がします。
田越川に沿って海に向かいます。
不法係留していたボートが全くなくてかえって風情がなくなった気もします。
赤い橋を渡り山の上までお墓がある宗泰寺(そうたいじ)です。
次に向かったのが「六代御前の墓」です。
壇ノ浦で滅びた平家の大将・平維盛の嫡男の数奇な運命を秘めた物語を聞きました。
大きなケヤキ、タブの木が歴史を感じさせます。
そこから山の上まで一気に(私は喘ぎ喘ぎ、休みながら)登って行きました。
この山一帯が「長柄桜山古墳群」だということは教えられなければわかりません。
平成になって発見されたということを丹念にご説明頂きました。
そこから少し下ると逗子市郷土資料館のある「蘆花記念公園」です。
名残の紅葉を楽しみながらの昼食もまた楽しいものでした。
緩い坂道に看板があります。
これは明治の文学者・徳富蘆花の「自然と人生」の部分を抜き出したもので
当時の生活、逗子の風光などがよくわかるものです。