「鎌倉個道」

鎌倉の歴史、草花、食物

吉祥草

2008-10-29 11:47:00 | Weblog
吉祥草という蘭の一種がある。
我が家の庭にも遠くから来たものが生きている。

北条高時腹切りやぐらから祇園山ハイキングコースにあがる。
息がきれそうな場所に吉祥草の花が咲いていた。

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白旗神社「文墨祭」

2008-10-28 10:09:00 | Weblog
■文墨祭
10月28日は白旗神社「文墨祭」

鶴岡八幡宮境内にある白旗神社の祭神は頼朝と実朝。
この祭りは源実朝の遺徳をしのぶものだという。
歌人や俳人それに茶人などが招かれているらしい。


午前10時少し前
楽人たちは三々五々白旗神社に向かっている。

■神官の到着

祭を待つ社は秋晴れの潔さを誇っているようだ。
正10時祭が始まる直前に神官たちが到着する。

■献饌

修拔
宮司一拝に続いて参列者も拝礼する。
献餞で多くの品が供えられて行く。
宮司の祝詞奏上は「かけまくも・・・」

型どおりの式典を
雅楽の笛・笙・篳篥が盛り上げていく。
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二伝寺の門

2008-10-27 13:55:00 | Weblog
■二伝寺(にでんじ)

藤沢市渡内、浄土宗の古刹。
自宅から歩いて行く場所にある。

1505北条氏時(ほうじょう・うじとき)建立。
裏山に平良文・忠光・忠通の塚がある。

平良文は平安時代の武将で通称は「村岡五郎」
桓武天皇の曾孫・高望王の子。
坂東八平氏(千葉・上総・三浦・土肥・大庭・梶原・秩父・長尾)の祖。

旧鎌倉郡32番観音札所。
水仙の花の時期が素晴らしい。
今は秋明菊の盛りだった。
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ヨウシュヤマゴボウ

2008-10-27 13:27:00 | Weblog

ヨウシュヤマゴボウ
洋種山牛蒡と書くのだろうか?

明治以降北米からの帰化植物。
毒性を持つ植物で
荒地のような場所に多い。

山菜のヤマゴボウは「モリアザミ」という種類らしい。
植物の世界は本当に広いものだ!
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次男坊が作った夕食

2008-10-25 18:30:00 | Weblog

メルマガで「食事を作るということ」の文を紹介した。
遠くサンフランシスコに出張中の友からメールが届いた。
”感動しました。
 お母様の勇気に、
 そしてお父様の根気に、
 言葉に表せないほどの勇気をいただきました。”

自宅のPCから携帯に届いたメールに一入の感激でした。
さらに、「虹の子バザー」が終わり疲れて帰りました。

そこで待っていたのがミートボールとボテトサラダです。
彼は先に帰って夕食のおかずを作って待っていたのでした。
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秋の風景~笛田の稲刈り風景

2008-10-23 11:45:00 | Weblog

稲刈りは私たちの年代にとって秋の原風景である。
鎌倉も戦前戦後はほとんど田んぼだった。
ところがモータリゼーション以降の宅地開発で田んぼがなくなった。
畑も減少の一途をたどっている。

鎌倉市生涯学習センターのある笛田
だらだら坂を下りてくると稲刈りの風景に出合った。

数年間「休耕田」になっていたが最近復活している。
なんとなく救われた気分になるのも私だけではないだろう。
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秋の葉山を歩く

2008-10-22 11:34:00 | Weblog
逗子から衣笠行きのバスに乗り
「下山口小学校」で下車する。
夏にカワセミを見た川を過ぎると自然の真っただ中である。
久しぶりに「園田自然観察会」に参加した。

■ヤマシロギク

野菊の一種「ヤマシロギク」が目につく。
”ひょろひょろと日陰に咲いている”という説明が不思議に納得させられた。

■キツネノマゴ

野山の植物には可哀想な名前と可愛い名前とがある。
これは後者の一つ「キツネノマゴ」
狐の子どもと言うには幼すぎる。
よって”孫”という称号を授かったらしい。
田の畔に競い合うように咲いている。

さらに奇妙な名前もある。
■ミゾカクシ

ミゾカクシは田の畔にある小さな植物である。
5弁の花びらが一方を向き片花に見える。
種子も同様に一方向を向いている。

■クサギの実

”花のように美しい”という誉め言葉がある。
クサギの花は芳香があるが
葉は臭気があるらしい。
秋になってクサギの実は花のように美しい。

下山口小学校から奥に進んでいく。
つい最近までは次の町まで行くことができたらしい。
ところが田畑を耕す人がいなくなって道もなくなった。

そんな場所に「アサギマダラ」という名の蝶がいる。
トネアザミ(利根薊)の花に執拗に迫っている。

園田幸朗先生によると
”渡りをする蝶!”だという。

寒くなる日本列島から暖かい地域に飛んで行くのだろうか。

 てふてふが一匹
 韃靼海峡を渡って行った

安西冬衛の有名な詩を思いだす。

■アサギマダラ

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朝の「建長寺」

2008-10-21 09:19:00 | Weblog
■早朝の建長寺庭園

原田寛さんの写真展を見るために早朝の建長寺に向かう。
さんぺき池を囲む芝生に光があたる。
気づくとサギが一羽静かに立っている。

■建長寺法堂

三門、仏殿、法堂、方丈と続く甍が美しい。
法堂(はっとう)で「大根鉢(だいこんばつ)」展が開催されている。
 (10月18日~11月3日)
「大根鉢」について写真家の原田寛先生と語らうことができた。
毎年1月15日、建長寺の僧侶が三浦半島に大根の托鉢に行く。
そのことを聞いた先生が建長寺から頼まれて出かけた。
僧たちを待つ家々があり読経と一枚のお札を渡すだけだという。
休憩所を設営し昼食を出すことを誇りにしている家もあるという。
その後姿や走る姿を映像にする暫しの時間。
これを至福と呼ばずに何と表現するのだろう。

■大根鉢(だいこんはつ)
原田寛先生から案内ハガキが届いた。
第3回鎌倉芸術祭参加と副題がついている。
「僧堂」という前だれね僧が真っ青な空の下どこへ行こうとするのだろうか。
建長寺の法堂で静謐な時間が待っている。
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風船唐綿

2008-10-20 15:01:00 | Weblog

最近の珍しい園芸植物の一つだろう。
棘とげしている実がなっているが痛くはない。

秋には小さな花が咲くが「11月2日の花」だそうな。
秋が更けていくと実が開いて中から種と綿が出てくる。
なかなかの圧巻である。

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イチイの実

2008-10-20 10:39:00 | Weblog

イチイの実
赤い実は甘い!
別名オンコ。
彫刻の材料として適している。

初めての転勤で札幌市宮の森に住んだ。
近くにイチイの大木があった。
“う(?)んこの実”と満1歳の長男が面白がった。
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