海の日(祝日)の夕刻。
モノレール湘南江ノ島、江ノ電江ノ島駅から「スバナ通り』は
海水浴帰りの人たちと「灯籠流し・花火』へ向かう人たちでごった返している。
午後6時45分、西浜海岸に祭壇が設えられている。
■境川から法華の太鼓
(相模湾に注ぐ境川)
開式5分前に境川上流から法華の太鼓が聞こえて、
小舟の舳先で若い僧侶が日蓮宗の「お題目」を唱えながら灯りのついた灯籠13基を引いてくる。
(橋の上は黒山の人だかり)
■灯籠流し始まる
午後7時には江ノ島を背にした西浜に設えられた祭壇で龍口寺の猊下による読経が始まる。
老若男女は少しずつ川上に流れてくる灯籠を見ている。風下にあたるためか何が行われているか分からない。
ひたすら花火が始まるのを待っているようだ。
■花火始まる
午後7時40分、花火の第1発目が打ち上げられる。
江ノ島花火大会は8月4日だと言う。本番前に花火の練習のようだ。
花火の音に幼な児たちの歓声が重なる。
これこそ鎮魂の時であろう。