“科学技術書・理工学書”読書室―SBR―  科学技術研究者  勝 未来

科学技術書・理工学書の新刊情報およびブックレビュー(書評)&科学技術ニュース   

●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「火星で生きる」(スティーブン・ペトラネック著/朝日出版)

2018-06-11 09:45:28 |    宇宙・地球

 

<新刊情報>

 

書名:火星で生きる

著者:スティーブン・ペトラネック

訳者:石塚政行

発行:朝日出版

 2027年、流線形の宇宙船が火星に降りていく―いまや問題は火星に「行く」ことから、そこでどう「暮らす」かへと移った。イーロン・マスク、ジェフ・ベゾス、マーズワンといった民間プレーヤーが宇宙をめぐって激しく開発競争を展開するなか、新型ロケットやテラフォーミング技術など、火星移住に向けた準備は着々と進んでいる。駆り立てるのは地球の危機と人類の探求心。数々の科学誌 編集長を歴任したジャーナリストが、宇宙開発史から環境的・経済的な実現 可能性まで、「最後のフロンティア」火星の先にある人類の未来を活写する。

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◆科学技術<テレビ番組情報>◆NHK「サイエンスZERO」/BSフジ「ガリレオX」/BS朝日「WILD NATURE 地球大紀行」他

2018-06-11 09:44:58 |    ◆TV番組◆

 

 <テレビ番組情報>

 

NHK-BSプレミアム  コズミックフロント☆NEXT 毎週木曜日 午後10時00分~11時00分
                                   再放送 翌週水曜日 午後11時45分~0時44分

6月14日(木) 幻の「赤いオーロラ」 謎のオーロラ大乱舞! 奇跡の島 

 どこを見ても360度オーロラだらけ。しかも運がよければ24時間連続で現れるという。その特別な場所は、北極圏スバールバル諸島。オーロラの輪の下に位置するため、幻とも呼ばれる“赤いオーロラ”や“シータオーロラ”、“点滅オーロラ”など専門家も驚く光の芸術を目撃できるのだ。まさにオーロラ美術館。その秘密をひもとくと、地球の磁場に開いた不思議な穴の存在が浮かび上がってきた。謎のオーロラ大乱舞の真相に迫る。

BS朝日 WILD NATURE 地球大紀行    毎週金曜日午後9時~9時54分

6月15日(金) 極北のラップランド トナカイと目指すオーロラ

                 (野球中継が延長の場合、放送が休止になる可能性あり)

 オーロラは世界で最も壮大な自然現象のひとつ。野生動物撮影のスペシャリスト、自然写真家のゴードン・ブキャナンは北欧のラップランドの荒野へ向かった。そこには厳しい自然の中を生きるサーミ族がトナカイを放牧して暮らす姿があった。

NHKテレビ Eテレ  地球ドラマチック    毎週土曜日 午後7時00分~7時44分
                              再放送 毎週月曜日 午前0時00分~0時44分

6月16日(土)  赤ちゃんがやってくる!~お兄ちゃん お姉ちゃんになるとき(選)

 弟に大きな期待を寄せているのは、ブータンのシャラブ。早く一緒にサッカーができるようにと世話を焼き、メガネを取られても辛抱強く我慢。一方、受け入れることができない子もいる。ミャンマーのタジンオーは、自分に注がれていた視線がすべて赤ちゃんに奪われる不安から、毎日泣いて暮らすように。国は違えども、子どもたちは皆、同じように戸惑いながら新しい存在を受け入れ、新たな関係を見いだしていく。(2015年韓国)

BSフジ   ガリレオX    毎週日曜日 午前11:30~12:00 (隔週新作)

6月17 日(日) 磨きの技術で世界を支える~原点から現在、そして未来へ~(再放送)

 “磨きの技術"は生活の中の様々なモノに使われている。例えば食材を切る包丁はより鋭くするために、カメラや眼鏡のレンズでは被写体を歪みなく捉えるために。そして現代社会に不可欠なスマートフォンやパソコンなどに組み込まれている半導体は、正にこの磨きの技術無くしては存在しえなかったという。今回のガリレオXでは、この“磨きの技術"に焦点を当て“磨く"という行為の誕生から現在までの技術的変遷を振り返りつつ、社会を支える最先端技術や今後の可能性をさぐる。

主な取材先:秋田県立博物館
        国立天文台
        フジミインコーポレーテッド
         輝石工房 
        精霊石の箱庭
        東海光学
        三重富士通セミコンダクター
        九州大学
        キヤノン

NHK総合テレビ <NHKスペシャル>  シリーズ「人類誕生」(全3回)

                   日曜日<不定期> 午後9:00~9:49

 シリーズ「人類誕生」は、ありふれたアフリカの生き物に過ぎなかったサルが、なぜ700万年の間にヒトへと進化できたのか?驚きと謎に満ちた人類進化の壮大な物語を、最新科学のCGを駆使し解きき明かす新シリーズ。番組ナビゲーターを務めるのは、俳優・高橋一生。

7月8日(日) 第3集「ついにヒトは海を越えた」

 進化した心と身体からだを手にした人類は世界中に拡散した。その旅路には、2つの大きな障壁が立ちはだかっていた。それは、広大な海と極寒の北極圏。現代人でも困難なその障壁を突破できたのはなぜなのか。その謎を解く2つの道具が遺跡から発見され、当時の航海術と防寒術は驚くべきテクノロジーだったことがわかってきた。しかし、それだけでは十分ではなかった。カギを握るのは、ヒトをヒトたらしめた最後のピース「冒険心」。私たちホモ・サピエンスに秘められた意外な力を、拡散の旅路の中に探る。

NHKテレビ Eテレ  サイエンスZERO    毎週日曜日 午後11時30分~0時00
                                再放送毎週土曜日 昼12時30分~1時00分
 

6月17日(日)  長良隕石 太陽系のヒミツに迫る

 今、岐阜で続々と隕石が見つかっている。発端は、去年、岐阜市内の男性からもたらされた、6.5kgの褐色の石。成分の分析によって鉄隕石と判明し、今年2月、国際登録された。その後も、市民から情報が寄せられ、新たな隕石の発見や、軌道の解析につながっている。5月に行われた分析からは、長良隕石が、46億年前、太陽系生成期に何が起きていたかを示す、貴重な構造を持つ事もわかってきた。最新情報をお伝えする。

 ゲスト:東京大学総合研究博物館教授…三河内岳
     岐阜聖徳学園大学…川上紳一

司会:小島瑠璃子、森田洋平/語り:川野剛稔

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●科学技術書・理工学書<新刊情報>●「前処理大全」(本橋智光著/技術評論社)

2018-06-11 09:44:20 |    情報工学

 

<新刊情報>

 

書名:前処理大全~データ分析のためのSQL/R/Python実践テクニック~

監修:ホクソエム

著者:本橋智光

発行:技術評論社 

 データサイエンスの現場において、その業務は「前処理」と呼ばれるデータの整形に多くの時間を費やすと言われている。「前処理」を効率よくこなすことで、予測モデルの構築やデータモデリングといった本来のデータサイエンス業務に時間を割くことができる。同書はデータサイエンスに取り組む上で欠かせない「前処理スキル」の効率的な処理方法を網羅的に習得できる構成となっている。

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