書名:数学は歴史をどう変えてきたか
著者:アン・ルーニー
訳者:吉富節子
発行:東京書籍
はるか昔から人間は、混沌とも見えるこの宇宙にも何らかの秩序があると信じてきた。 目に見える世界もそうでない世界も、この世のすべては何らかのパターンや法則に則って動いている。 それらのパターンや法則を発見し、宇宙の真の姿を解明しようとした人間が、その最も強力なツールとして使ってきたのが数学である。 同書では、数えることすら知らなかった洞窟にすむ古代人から現代に生きる私たちまで、過去4000年間に明らかにされてきた優れた知の足跡をたどりながら、数学という人類の偉大な功績を振り返る。