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雨をぬって・・

 相変わらず不安定な天気が続いているが、雨の合間を縫ってお千代保稲荷に参拝してきた。夏期講習がつつがなく終えられるように祈願するのが主な目的だったが、途中高速道路でゲリラ豪雨に襲われた時は生きた心地がしなかった。さすがに視界が悪いためどの車もスモールランプを点けていたが、フロントグラスを激しく叩く雨脚では、前を行く車の明かりさえ見えなくなってしまう。それどころか、自分が走行車線をきちんと守って走っているのかさえも覚束なくなる。そんなときでも、追い越し車線を猛スピードで駆け抜けていく車があるのには驚いてしまう。しかもそれが軽自動車であったりすると、さぞや運転に自信がある人が運転しているんだろうな、と感心してしまう。(と言うのは表向きの感想で、どうしてあんな無謀な運転ができるのか、不思議で仕方ない。私は、生来チキンであるが、チキンである方がすっと幸せだと思ったりする・・)
 何とか無事にお稲荷さんに辿り着くと、思い外参拝客が多いのに驚いた。時節柄お稲荷さんの霊験にすがりたい人たちが多いのだろう。


かく言う私がその筆頭なのだから、参拝にも力がこもる。
 一番のミッションを終えた後は、妻に約束していたように寄り道をしなければならない。ちょうど昼食時だったが、ご飯は目的地でとることにして、とりあえずは小腹が空いた妻の不満を和らげるために参道で有名な串カツを食べることにした。
と言っても、伯母は用事があって一緒ではなかったため、妻が一人で食べただけだが、お千代保稲荷で正統的な串カツの食べ方を以下に書き留めておこう。 

 

 まず串カツを1本手に取る。それに備え付けのソースをかけて食べる人もいるにはいるが、大多数はすぐ横にあるドテ煮の鍋の中に串カツを浸す。鍋の中でたっぷり味噌味を漬けたら抜いてそのまま口に入れる。要するに「味噌串カツ」状態にするのだが、さすがトンカツと言えば味噌カツという文化圏に位置する地域だけあって、赤味噌だれが一番口にあう人々が集まってくる。

 さあ、最大のミッションは無事終えることができたから、次なる目的地に向かおう。という訳で長良川沿いの輪中地域を横目に見ながら車を走らせた。しかし、この途中でもゲリラ豪雨に襲われて、何度も危ない目にあった。対向車線を通る車の跳ね上げる水しぶきで前が見えなくなったり、道路にできた水たまりにタイヤを取られて一瞬ハンドルがきかなくなることもあった。その度に生きた心地はしなかったが、何とか木曾三川公園までたどり着くことができた。

 

 川面がもやっていて、全く視野が悪かった。以前木曾三川公園で遊ぼうと思ったら、台風の影響で休園していたが、今回はもう少し先へ行かねばならないので、スルーしてしまった。また、いつか暇な時に訪ねてみたい。
 
 と言うことで、まずはここまで・・。
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