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雨ばかり・・

 もういくらなんでも飽きた・・。夏休みに入って毎日と言っていいくらい雨、うんざりしてしまう。シトシト降り続く雨も鬱陶しいけど、まだ可愛げがある。このところの雨は「ゲリラ豪雨」という名に相応しく、ものすごい勢いで雨を降らしたかと思うと、あっという間にあがってしまい、あれは何だったんだ?としばし呆然としてしまうほどの神出鬼没さである。
 塾で勉強をしている時なら、窓を叩きつける雨脚の強さ、屋根にものすごい音を立てながら降りしきる雨を、「すごいなあ・・」と嘆息しているだけですむ。しかし、運悪くバスで生徒を送迎中にゲリラ豪雨に襲われたりしたら、怖くて仕方がない。一瞬のうちにフロントガラスが真っ白になり、いくらワイパーで拭っても前が見えない。半ば勘を頼りにすることになってしまい、とても正常な心持ちで運転できない。怖くて仕方ない。


 昨日など私がバスで出掛けねばならない頃を見計らったかのように豪雨が襲ってきて、何度も土砂降りの中を運転した。視界は悪いし、バスがスリップしないよう平時の倍は気を遣う、もうヘトヘトになった。道路には大きな水溜りができているし、川は大水で溢れていた。誤って人が落ちたりしたら一気に流されてしまいそうだ。

 

 まったくもってイヤな天候が続いているが、それでも悪いことばかりでもない。何よりも天気が悪いから気温が上がらないのがいい。先日不満を書いた寝苦しさも最近はさほど感じない。日中も曇天ばかりだから、体を射すような日光を感じたことがない。夏期講習が始まって2週間、ちょうど3分の一が終わったところだが、これほど暑さを感じない夏休み序盤は初めてだ。例年のように一日14時間労働の毎日を過ごしているが、やはり暑さが厳しくないので相当体が楽だ。
 さらに言えば、バスのエアコンを点けずにいてもさほど苦にならないので窓を開け放して乗っていられるのがいい。そのお陰でバスの燃費もいつもと変わらず、昨年などと比べたら、給油のためにスタンドに通う頻度はかなり少なくなったように思う。不況の影響を免れることができず、思うように夏期講習生が集まってくれなかった塾経営者としては、必要経費が少なく済むことは何よりも嬉しい。

 もう8月だというのに愛知県の梅雨は明けていない。連日これだけ降ってはとても梅雨明け宣言など出せないだろう。このまま猛暑とは縁のない夏を過ごしたい気もするが、「暑いなあ!!」とジリジリする日がないまま夏が終わってしまったらさすがに寂しい気もする。農作物にも影響が出始め、野菜が値を上げているようだから、何にしても適度というものがある。もうそろそろカラッと晴れ上がって、2週間くらいは焼けるような暑さが来てもいいんじゃないかな・・そんな思いに駆られている。
 そう言えば、昨年我が家の横手の崖で土砂崩れがあった。いくらその後復旧工事が行われたとは言え、これだけ降ると再発しないだろうか、などと少々不安になる。相当降ったからきっと地盤も緩んでいることだろう。
 てるてる坊主でも作らなくちゃいけないのかな・・。
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