kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

市場も万事塞翁が馬

2017-11-22 06:55:24 | 日記
今年の取引もあと残すところ1ヶ月弱となりました。今週の東京市場は
23日が勤労感謝の日で祝日、海の向うの米国では第4木曜日サンクス
ギビング・ディで休日、翌日のブラッグフライディを皮切りにクリスマス
商戦が始まります。

好景気に株高も加わり予想ではクリスマス商戦は前年を上回る売り上
げ増加率になると見られています。もっともリアル店舗の苦戦が予想さ
れていて今年も勝ち組はやはりネット勢になりそうです。アマゾンの勢
いは今年も小売業界の台風の目になりそうです。

この時期から期待されるのは米国市場ではクリスマス・ラリー、日本で
は少し先になりますが、掉尾の一振が定番ですが、日米市場とも10月
に少し早いクリスマスプレゼントやお年玉を頂いちゃってますから嬉し
い2度目のプレゼントが届くかどうかは現時点では期待半分、不安半分
かもしれません。

百歩譲って年内は堅調でも問題は新春相場です。安倍政権が誕生し
てからの2013年以降の1月相場を振り返ってみると2013年と15年は年
末相場の勢いが年明け相場も続きましたが、2014年と2016年17年の
1月末の株価は前年の大納会の終値を下回りました。

2014年のように強い相場になるのか、それとも2016年のように御屠蘇
気分が吹っ飛ぶような相場になるのか、あるいはそのどちらでもない
こう着状態の強い相場になるのか、こればかりは様々な要因が関係し
てきますからまったく想像がつきません。

一ついえることは多くの予想の裏目が出た時には上にも下にも振れの
大きな相場になることです。運用期限や目標利回りがあるプロの投資
家と違って個人投資家レベルでは自分の投資スタイルが貫けます。
「万事塞翁が馬」の諺を思い浮かべ目先のことにクヨクヨせずに大らか
な気持ちで乗り切りたいものです。

23日の更新はお休みします。
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