ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

豚の味噌煮丼

2016年08月08日 | 男の料理
   
酷暑続きの食欲減退で避けて通りたい肉料理だったが、テーマ「豚肉で元気!体にいいごちそう」の料理番組についひき込まれて、豚バラブロックを使った初めて作る豚丼に挑戦した。
料理教室で習った回鍋肉など中華の豚バラブロックの事前処理方法はブロックのまま茹で上げて使うが、ここでは食べるサイズに切って軟らかくなるまで20分程煮て、新たな鍋に調味料を加えて煮込む方法だ。
赤味噌をこのために買うのも無駄なので常備の会津天保田舎味噌を使い、山椒の佃煮は近所のスーパー3店の何れにも無く、約7Km先の業務用食料品スーパーへと思ったが、補充したばかりの粉山椒があったのでこれで代用した。
結果はバツ。味噌は食べ慣れた田舎味噌でも良かったが、TVで伝えられた絶妙な深い味にはならず、素人は矢張りレシピを忠実に実行するのが失敗を避ける基本の様だ。

さんれく2016-1

2016年08月04日 | 原発事故
   
大翔とはやと9日まで開催される神戸のNPOヒューマンビジョンの会主催の兵庫県三田市と丹波市で行われるリクリエーションに参加するため、8時発のやまびこで集合地の郡山駅に向かった。
バスではなく新幹線での移動はこの会が初めてだが、携帯荷物は往復宅急便で送る事が会からの指示だそうで身軽な旅立ちだった。
   
この会は孫達がこれまでお世話になってきた京都や石川のNPOと同様に東日本大震災や原発事故で被災した家族や子供達を支援し続けて、夏休みには大学生ボランテアの協力を得て行うこの行事は5度目になったそうだ。
県内からの参加者は仙台から参加した子供と共に大学生ボランテアに引率されて、東北・東海道新幹線・福知山線を乗り継ぎ、三田市の里山に囲まれた自然豊かな関西学院千刈キャンプの宿泊研修施設へ向かった。
現地では期間中NPOスタッフ・大学生ボランテア・現地の子供達と共に寝食を共にして、その様子は時々刻々フェースブックで、郡山駅集合の様子からスタートして福知山線の車中などとそれぞれ節目の行動を数枚の画像添付で配信されて来るので親始め爺婆も大変安堵している。

手打ちそば「やなぎや」

2016年08月03日 | 手打ち蕎麦打ち
              
   
今日飯坂電車への乗車を楽しみながら、先日福島民報新聞の付録情報ナビTimeで紹介された終点飯坂駅一つ手前の花水坂にある手打ちそば「やなぎや」へ行って来た。
明治時代に建てられた商家を改築したと云う店内はもとより、手入が行き届いた日本庭園と広大な屋敷とショーウィンドに掲げられた“柳屋本店”と云う歴史を感じさせる木彫りの看板からも豪商であった事を伺わせる雰囲気満点のそば屋だった。
もりそばと天ぷら税込み980円を注文したが、会津のかおり二八のそばは、手打ちでは限界と思える程の細切りで、師匠のそばと比べれば柔らかく、半月もすれば新そばが出るこの時期(玄そばの劣化速度は米の二倍)にしては合格。そして何より関心したのはサービスで添えられた小鉢のそばがきの天ぷらで、一口で口に入る薄く楕円形の衣がカリッと中はねっとりとした“そばがき”は新たな食べ方で何よりの収穫になった。
帰る間際には店主も気が付かれた様子で、親しい間柄でもなかったし商売の妨げになってもと二~三言葉を交わして店を後にした。