ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

再び甦ったMDR-Z400

2016年05月17日 | アマチュア無線
 
仲間の間では通称うさぎ小屋の狭い無線部屋。部屋から漏れ響く通信中の音は、家族には騒音以外の何物でも無く昔から99%はヘッドホンで運用している。
初めの頃は八重洲無線とトリオからオプションとして販売されていた通信機専用の物を使っていたが、専用スピーカー同様に帯域カットの音質には何とも違和感を感じて直ぐに疲れてしまい、何としても馴染めなかった。
当時職場の音声担当者は業務用のSONY MDR-CD900STを好んで使用していて、二足わらじで偶に担当する夏場のビデオロケ音声収録などでは、両耳を完全密閉の重量感ある異物は10分もすると汗タップリの耳には何とも苦痛で、再三コンパクトな機種を希望していた。さすがに専門職はCD900ST下位機種のMDR-Z400を見つけて、それ以来我ら二足わらじ組は重宝に使った。
とても使い易く自分の無線用に量販店から7,000円で購入して今日まで20年も大切に使い続けているが、イヤーパッドだけは3~4年の寿命で表面の薄い被覆が剥がれてしまい交換が必要になる。
本体は1999年に製造中止になったらしいが、交換パッドは中国だが今もサウンドハウスから販売されていて通販で購入しているが、9年前には1個730円も今は1,080円だ。
MDR-Z400は既に無く一時期その類似機種を使ってみたが、筐体の形も変わってしまい何としても馴染めなかった。このMDR-Z400は正に一身胴体、寿命が尽きるまで使いたいものだ。