原発事故で住み家を追われた避難者達や常識ある福島県民は2020年オリンピック東京開催決定には失望している。
安部首相はプレゼンテーションの質疑応答で「汚染水の影響は福島第一原発の港湾内0.3平方キロの範囲でブロックされている」等と数々のペテンとしか思えない発言をしているのだ。
その証拠に港湾内に魚が出入りする事で湾外の魚類にも汚染が拡散する事から、港湾の出入り口を網で塞いだ事は確かだが密閉したわけではない。ここから汚染された海水が海へ流失していないのらな、何故今も東電は漁協や漁民に再三謝罪を続け、納得しない関係者は騒いでいるのだ。
一番先に着手するはずだった4号機使用済核燃料棒の取り出しや中間貯蔵施設(実質最終処分場)すら空転したまま、また周知される事のない一発触発とも囁かれる危険な状況下と福島県民犠牲の決定には納得出来ず何とも残念だった。
若い頃の職場は東京中継だったので、幸運にも東京オリンピックにはTV中継車でVE(Video Engineer)の一員としてボート・男子体操・馬術・マラソンの中継放送に従事した。
そんな事から、2020年オリンピックは観戦者としての参加もあったかも知れないが、80歳では既に閻魔様の命令に従いこの世に存在しないだろう。自分には幻のオリンピックと云う事で、ペテン師首相の発言も何れは許してしまうのかな。