ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

初打ち

2015年01月24日 | 手打ち蕎麦打ち
             
福島手打ちそば研究会の初打ちに参加して来た。まだ主治医のゴーサインは無くそば打ちの全工程は自粛しているが、初心者の向上を願いはた迷惑かも知れない自分勝手なお手伝いだ。
今日の粉はヒマラヤ原産の赤そばを信州大学で品種改良した長野産の高嶺ルービー。同様の赤そばは版画家斉藤清の会津の冬シーリーズ作品にある尾岐(現会津美里町尾岐)でも数年前から栽培されている。秋には赤そば祭りも開催されて徐々に知られる様になってきたが、一般にはまだあまり知られていない様だ。
このそばはあざやかな赤色の花を咲かせて楽しみ、ルチン含有率3倍の健康食品としても注目され始めたそうだ。粉自体は普通のそばと変りなかったが、水回しを始めると直ちにやや土の香りとでも表現したいこれまでに無かった香りが漂ってきた。試食でも田舎そばとも異なった柔らかな野生の味?やや硬めに茹に上がった事もあったのかもっちりと歯ごたえもあり、汁をつけない素のままが美味いと感じた。
参加者はざっと数えて22~3人で5台の打ち台をセットした調理室はほぼ満杯。ここ数年参加していなかったTさんや存知あげない初心者と思われる参加者もあり大盛況だった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿