ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

郡山青葉教室35回目

2010年10月10日 | 手打ち蕎麦打ち
前回は孫達の運動会ビデオ撮影を優先して休んでしまったので一ヶ月ぶりの教室になった。月二回の教室なので一回休んでしまうと、何も変っていないのに何故かしばらく休んだ後の気分になってしまうから不思議だ。でも昨日の研究会で通常通り誰よりも長く関って来たので、部屋の雰囲気が変っただけ何の支障も無かった。
今日の一番目は2人の“更科”を担当した。これは“十割”に進む前に習得する課題だで“水回し”は熱湯で行う。寿司飯を作る時同様にヘラで切る様に混ぜた後、手が火傷しない程度の温度になったら素手で素早くそば粉全体に水分を均等に浸透させ、手首に近い両手の平で“つぶし”に入り、水より蒸発が激しいので迅速に塊にまとめる必要がある。同時に進行したのに2分程遅延してしまった方は粘りとしっとり感の無い硬い生地に仕上がり、その後の“延し”にも悪影響大でひび割れも多くなり苦労した。通常より室内乾燥が激しかったと思われるが、これ程顕著に影響したのも珍しく、生徒も自分自身も大変貴重な体験をした。そば打ちはこれ程に気象条件、粉質など様々な微妙な条件が絡み合い、何度やっても未だに半人前の自分なのだ。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿