ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

そば振る舞い

2011年05月14日 | 手打ち蕎麦打ち
            
福島手打ちそば研究会員メンバー17名で伊達ふれあいセンターを訪問して、原発事故被災避難者を励ます家族のそば打ち体験教室と昼食に温かい手打ちそばを振る舞って来た。
 
                     
 
                     
そば打ち体験教室は予め入所者の希望者を募り家族グループで実施した。毎日窮屈な生活を強いられているので、みんな落ち込んでいるのかなと思っていたが、各グループからは時折笑いも起こり、普段の体験教室と変らない和やかな雰囲気だった。自分達の打ったそばを冷たいそば(ざるそば)で試食した後には、参加者以外の人達に振る舞った先生の打った温かいそばも食べてもらった。“そばは別腹”と言われているが、みんながおかわりして、中には何杯もおかわりするなど笑顔も絶えなかった。
午後は地震災害で閉鎖中の吉井田学習センターに代えて、この場で2ヵ月ぶりに研究会を開催それぞれがそばを打った。
避難者の前ではみんな避けていたが、自分達だけになると話題は全て原発被害の事。明日から避難開始される飯館村隣接の伊達市霊山の竹部さん(農家)「ほとんどの物、関係ない米までも売れなくて今朝収穫した椎茸も全部捨てて来た」と、他のメンバーは消費者だが孫達と生活を共にしていない人の大半は一様に「あと10年も生きれば良いので気にしないで食べている」だった。でも自分は何としても精神的に受入れられず、神奈川県産のキャベツは食べていたが、昨日南足柄の茶葉も規定以上の汚染と報じられたし、食べられる物がだんだん少なくなり困った!

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