ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

地二号受信機

2016年07月14日 | アマチュア無線
   
開局直前の受信機は高周波一段中間周波二段スパー受信機が主流だったが、スネカジリの自分は資金不足で5球スーパーの製作すら叶わず、幸いにもCQ誌HAM交換室で今でも忘れないJA0C*さんから地二号受信機(旧陸軍軍用機)を格安で入手して、師匠であったJA7AEさんの助言に従い改造した。
主流だったトリオやスターのコイルで製作した物より性能は劣っていたと思うが、SWL時代の0-V-1とは比較にならないほど2年数ヶ月便利に使い、社会人になり上京する時物置に保管したが、何時の間にか思い出のお宝はゴミとして処分されてしまった。
こんな昔の事を先日トリオの短波コイルを入手した時懐かしく思い出して、今は免許申請時工事設計書(受信機ブロックダイヤグラム記載も必要)の写し以外何の資料も残っていないので“困った時のネット検索”を実行したところ、地二号受信機の新たに知る資料もたくさん掲載されていた。
コレクターは大切に保管して、現物には対面する事は不可能でもネットでは投稿者が削除しない限り思う存分に閲覧出来る。投稿者に感謝!
そしてJA0C*さんの消息も知りたいと思い、古いCall BookからGoogle Earthで住所を検索してみたが、そこはアンテナも無く雰囲気すら感じられないごく普通の家で、既に廃局かサイレントキーになってしまったのだろうか。