ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

お食事会

2012年01月30日 | 手打ち蕎麦打ち
            
青葉手打ちそば教室ボランテア活動の“そば打ち体験教室”に日頃関わっている講師陣菅野・鈴木・坂内・薮内さんと共に「神田」で吉成先生主催の食事会に同席した。
ここ「神田」は日銀福島支店と東邦銀行本店にはさまれた並木通りにあり、入り口には表札の三倍ほどの小さな看板「神田」が控え目に掲げられていたが、予めWebの地図で確認して行ったが迷ってしまった。
店に入ると十席ほどのカウンター席があり、その奥に小さな個室があって、その6席は自分達の指定席になった。ここはTV番組「料理の鉄人」和食の鉄人神田川俊郎の弟子の店だそうだ。若い好青年の弟子と2人で営んでいる様子で“旬の懐石コース”は日本料理古来の良きところを多く取り入れてアレンジした創作料理。お品書きが添えられていない代わりか、配膳の都度料理の説明があり、食器類も輪島塗や久谷焼等の超一流品が使われている事は、焼き物にもただならぬ興味を持っているので容易に想像出来た。また冷酒(グラスのお銚子)は大きな器に氷が砕かれた雪が山に盛られて、二輪の花とつぼみの白椿が生けられて、中には金粉が浮び、正に日本料理の見事な演出もあった。
料理のみ8,000円からのお任せコース、完全予約制でやっと取れたと云う今日の会席(懐石)は十二分に満足した。神田川はマスメデアに祭上げられた調理人と誤解していたが、その弟子も確かな技を持った見事な調理人であった。