ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

郡山青葉教室20回目

2010年01月10日 | 手打ち蕎麦打ち
   
                    
新年初の教室、開始時間になっても誰も現れない。「みんな正月ボケ?」なんて雑談している間に徐々に集まり、あまり遅れる事も無く開始した。
今日は予告無しで、この教室では初めて“茶そば”に3人に挑戦してもらった。これはそばの実の中心部の粉を使った“更科”純白のそばに抹茶を練り合わせる物で、そば粉500g5人前に抹茶7gを入れる。異物が混入されるので打ち方は“更科”や“十割”を簡単に打てる熟練者でも結構難儀する。変りそばとしても一番知られているが、変りそばにもそれぞれ旬の物があり、3月は“桜切り”これは菓子材料の桜パウダーと桜エッセンスに食紅を使う。一流そば屋でも“茶そば”以外はまずお目にかかれないが、自分達はそば打ちの特権で“ゆず切り”等も好きな物を自由に打てるから楽しくなる。
今日打った一人は二人暮らしで毎回お隣さんにおすそ分けしていて感謝されているそうだ。お隣さんはお茶の先生なので“茶そば”の反応がとても楽しみだと喜んで帰った。