ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

こしあぶらの炊き込みご飯

2009年04月24日 | 男の料理
            
天ぷらでしか食べた事がなかった“こしあぶら”一口咬むと口の中いっぱいに軟らかなほど良い苦味と何とも言えない上品な香りはクセニなり、たらの芽やふきのとうにない山菜の王様ならぬお姫様と自分では評価してしまう。
近年は養殖物が大半で、JA農産物直販所にも昨年以上に陳列されて、決して安くはないが新たな旬の食材として知られる様になった。
            
そば研究会Hさんからメールで炊き込みご飯を写真で紹介して来たので早速試してみた。
Hさんの炊込みご飯は白飯で、ご教授を依頼したところ
 ①他の炊き込みご飯同様味付けして炊き上がったら保温を解除する。
 ②こしあぶらを軽く湯通しして細かく切る。
 ③ご飯が少し冷めたところで(緑色の確保)こしあぶらを混ぜ合わせる。
早速Hさんと一週間前に今日の料理で野崎洋行(小野町出身日本料理)さんがたけのこご飯で紹介していた油揚げをフードプロセッサーにかけて調味料を加えて米と炊き合わせる。これらの良いところを採り入れて(パクリ)自分オリジナルの炊込みご飯に仕上げた。油揚げは米に隠れて調味料のごく一部に変り存在感は無い。うこぎご飯が野性味溢れるド田舎の味に対して、こしあぶらは天婦羅の時よりソフトな香りは気品豊かな味とも思えて素晴らしく美味!だった。