ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

辛味大根

2006年07月09日 | 素人百姓
                 届いた辛味大根の種とマニアル類
辛味大根はそばの薬味に使える大根でその名の通りの激辛。会津金山町沼沢湖周辺に自生する野生の“あさぎ大根”の存在が余にも大きくて、正直のところ仲間内でも栽培出来る大根はごく少数しか知らなかった様だ。
自分もサカタのタネのカタログで偶然“辛丸大根”“からいね大根”の2種類を見つけて3年前から栽培を始めた。何とか年間を通して収穫出来ないかとダメモトで昨年残った種を4月初旬蒔いてみた。元来秋蒔きなので矢張り早々にトウが立ちダメかと思ったが、1/4は何とか他人の前にも出せる程度になったので、そば研究会へ持ち込んだり、納豆の薬味としてすっかり病みつきになってしまったT先輩へ届けて。味・風味も秋蒔きと遜色なくマズマズだった。

              
              10日ほど前に収穫した“からいね大根”ハネ物自家用
持論だが「旨いそば」に薬味は不要だ。
味の調和と云うこともあるが、折角のそば本来の風味が損なわれてしまうからだ。
ごく単純な結論「不味いそば」そば粉の素材その物、あるいは端境期の6~9月のそば(米に例えれば古米)の不味くなる時期には、風味の補完?と初めて出番になる。
それには安定な供給、作柄が必要であり、時無し或いは夏大根と云って春蒔きの種が市販されているので、辛味大根もWebで検索してみた。
大手ではなく、そばの名産地、さすが長野県、松本の種苗店から11種類ほど市販されていた。
http://www.mcci.or.jp/www/tsurusin/
・辛味595→春から蒔ける辛味大根、本年度から新発売
・からいね大根→貯蔵性もある激辛大根(今まで栽培していた)
・からいね大根赤→赤い激辛大根、皮からおろして色が美しい
・カザフ辛味→わさびの香りソフトな辛味、そばの薬味に最適、薄く短冊に切ってサラダに
の4種類をWebで注文、昨日届いた。
注文数が少ないから当然と云えば当然だか、素人と判断されてしまったか、親切に辛味大根栽培方法のコピーまで同封されて来た。
今年は新たに3種類、収穫が楽しみだ。