ラジオ爺の道楽三昧

原発放射能汚染により素人百姓・孫専科を奪われ、病で蕎麦打ちも廃業。最後に残ったアマチュア無線と男の料理の細々生存証明。

なす

2006年07月05日 | 素人百姓
収穫時期になると急に元気が無くなり、初めは株全体が生気を失って日中しおれて夕方には回復するが次第に回復しなくなって枯れてしまう。「病原菌は細菌の一種で根から進入する土壌病害。発病の後は3年位は病原菌が残っているので連作を避ける」青枯れ病と虎の巻に書いてある。土壌が狭いので3~4年は空けた心算でも、どうしても連作或いはそれに近い形になってしまい、これまでに何回も失敗した。接ぎ苗を植える、100%ではないが近年はこれで回避して来た。しかし今年は苗購入時に品切れで大幅な減収になりそうだ。

              
水なすは皮、果肉ともに大変柔らかく漬物専用のなすで、我が家でなすの90%は漬物で消費するので皮、果肉ともに大変柔らかい漬物専用のこのナスを“浅漬け”や“三五八漬け”で食べる。漬物管理も当然自分で担当。

              
紫水は以前NHK-TV「たべもの新世紀」で紹介された大阪岸和田(泉州地方)の特産品“紫水”の品種改良品?のようだ。行きつけの苗物屋(老夫婦)に水なすの接ぎ苗が無かったので、他の園芸店へ探しに行ったら偶然これが眼に入り試験的に5本植えてみた。
“紫水”サカタのタネ苗と表示してあったので、多分他の地方でも栽培可能に品種改良した物と思われる。と言うのもTVでは「紫水は大阪泉州地方独特の季候風土でのみ育つ特産品。唯一生食できるなすで果皮柔らかく多汁質、肉質緻密で風味ともに漬物に絶品」と解説されていた。
初収穫したものは漬物にしてしまったが、食べ方にもこれまでに無い楽しみ方があるようなので順次試そうと思う。
生産地紹介のレシピ
http://www.izumikomachi.com/recipe.html