先生の許可を得て撮影した。旬の筍で「若竹煮」「回鍋肉片」「お吸もの」「姫皮のおひたし」を作ったが、新人はその都度料理の手順を教わりながら素材の下作りの補助、先輩の手さばき見学が今回の主な学習だった。
今回自分は筍の茹で方、回鍋肉片の豚肉の処理の方法とふんわり卵の揚げ方を習得したので、これまで何度も作った回鍋肉片、自宅実習では更に旨さを増して仕上げる事が出来るかも知れない。
この教室では科学調味料は一切使わず、昆布・鰹節だけの基本出汁作りから始める。全ての料理が一味も二味も街の飲食店や家庭の味と異なるのだ。
これまではお店の味に近ずけ様と努力して来たが、試食した回鍋肉片油を大さじ4も使いながら決して油っこく無くサラッと仕上がり、適度な薄辛さとさわやかな味覚は幼児から老人まで抵抗無く受け入れられると思う。毒見役、幸い我が家には号令をかければ8口ある、自宅実習が楽しみだ。