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春が来れば 第5回

2024年03月13日 | ブログ
連ドラ

 今年1月スタートの連ドラは3月の終了が目前となり、ネットでは4月からの新連ドラが紹介されている。

 現在の連ドラで、毎週観たのは、日曜日の「さよならマエストロ」、これは主役の西島さんの人柄がそのままドラマに反映されて、富士山を背景にしたロケ地の雄大な風景が、内容のスケールの大きさを象徴していたように思う。

 私は音楽など分からない。歌謡曲、演歌、青春歌謡レベルで停滞したままだ。それでも娘は、昔ピアノで桐朋音大を卒業している。努力だけではどうしようもない世界などない。好きなことには挑戦しましょう。このドラマのテーマでもある。

 ドラマは、脚本と主役が重要である。NHKの大河ドラマなど、桁違いの製作費を使いながら、視聴率が十分取れないのは、キャスティングの失敗と思われることが多い。当代の人気者を主役に据えても、例えば歴史上の大人物を主役が演じるなら、当該役者に相応の知性・教養というものが求められる気がする。その場の演技では出せない人物観というものが、観る側にはあるものです。

 今の政治家、もっと言うなら総理総裁に成ろうとするなら、やはり相応しい知性・教養が求められると思うが、政治家と芸能人の低俗化は軌を一にしている感じさえする。テレビの発達が、安易なヒーローを生み、安っぽい国家リーダーを生み出した。総じてマスコミの低俗化ゆえとも言える。

 連ドラの話に返って、「となりのナースエイド」は面白く、楽しく毎週観ていた。主役の川栄李奈さんのドラマを観るのは初めてだったが、彼女は私生活では、2児の母だそうで、演技上の恋愛感情の抑制が自然に効いていたように思う。ナースエイドは看護師さんの補助者であるが、普通の医師以上の医学知識を持っている役回りで、そういうところがドラマらしくて並みのドラマ以上に面白い設定だった。

 同様に医療現場を描いた「院内警察」も良かった。ここに出ていた長濱ねるさんも川栄さん同様、グループ歌手出身とのことだ。あとは、奈緒さんと木梨さんの「春になったら」も全部観ました。最終回を残すだけ。ドラマの中で3か月後には亡くなる木梨さんですが、まだ60歳そこそこの役。私なんぞはすでに70台も後半に入っているのですが、いまのところ死にそうにないので、木梨さんの役には感情移入しないのだけれど、娘役の奈緒さんのお仕事が産婆さんで、生まれてくる赤ん坊と去りゆく老人の対比の物語の設定は良かったと思う。

 昨年75歳にして初孫に恵まれた私は、聞くには聞いていたけれど、孫の可愛さは、これは凄いものです。こんな可愛い赤ん坊をいじめ殺す親が時々居ますけれど、もう許すことはできません。子供の出生率が下がりに下がっていることも、それぞれ、いろいろ事情はあるでしょうし、赤ん坊の世話も大変でしょうが、人生の幸せの大きな要素です。ぜひ新たな命にみなさん恵まれますように。安心して子供を産み育てる国家を築くことは一義的には政治家の責任でしょうが、彼らを選ぶのは国民です、みんなの責任なのです。人生の春は一人一人が掴むしかないのです。




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