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2023年 第10回

2023年01月28日 | ブログ
新型集団犯罪

 川柳に「三年経っても新型コロナ」というのがあったが、こちらは正に新型だと思う。知らない同士が徒党を組んで集団強盗を働く。仲間を募るのはインターネットSNS。「闇バイト」と称して仲間を募る訳で、お互い知る由もない。しかも指示者は他国から発信しているというから現代的である。

 かなり乱暴な強盗で、襲われて亡くなっている方も居る。もっとも強盗は乱暴であって普通かも知れない。それにしてもターゲットとなる押し入る先はどのようにして決めるのか。個人情報保護が厳しく言われるようになって久しいが、強盗に入る以上、そのリスクに見合うだけの戦利品の見込みがないといけない。宝石店などなら分かりやすいが、秘密裡に売りさばくための流通経路を持つ必要がある。

 大がかりな犯罪であれば、リーダー格と使い走りでは捕まった場合の罪の軽重に差がでるが、「使い走りでした」は言い訳にはならない。一律同罪の重い刑を科すべきだろう。死亡者が出ている以上、首謀者には殺人罪が適用されるだろう。一時的にお金儲けをしても犯罪は採算性がないことを思い知らせる必要がある。

 隣国に向けて、押し込み強盗のような国がある。指導者、独裁者が居る。平和な国に居て押し込み強盗のような指導者・独裁者を擁護する元、現政治家も居る。国際連合など国際的な機関は屁のツッパリにもなっていない。最近のこの国の集団強盗事件の乱暴さは、そのような世界的な治安の乱れに触発されたのではないかと思ってしまう。1年経っても全く取り締まることが出来ないでいる。

 ドイツと米国は自国の開発した最新鋭の戦車をウクライナに供与するという。それでロシアが最後っ屁で核兵器を使ったとしても、それは、米国の所為でもドイツが悪いわけでは当然にない。犯罪行為を見て見ぬふりは、やはり正義に反する。個人であろうが国家であろうが同様である。きちんと落とし前をつけないと、今回の集団強盗のような理不尽な事件が続出することに成りかねない。

 日本人の中にも女性でありながら、男気のある人物が居る。『在日ウクライナ大使館に届けられた物資を現地に送るため、デヴィ夫人が代表を務める財団が協力することになったが、、コンテナ輸送で届くのは2月下旬になるため、「一刻も早く届けたい」と感じたデヴィ夫人は自ら現地に赴くことを決意。使い捨てカイロや防寒具などをスーツケースに詰めて持参したというのだ。』

 ロシアがウクライナのクリミア半島を接収した時、わが国はロシアと確かに北方領土交渉を続けていた。きちんと抗議はしていないのだろう。楽に侵略できるとロシアに思わせてしまった。それで、その後わが国に2島でも帰って来たのでしょうか。「・・・せっかく積み立ててここまで来ているのに、こんなにウクライナに力入れちゃっていいのかなと」などという元首相が居る。自分が、自国が良ければそれでいい。では長い目で見てけっして良い外交とは言えなはしないだろうに。



 
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