感想やら何やら。
①『パルシファル』、以前は苦手だったのに、今はそうでもない。というか圧倒される。
好きなのは『ローエングリン』、特別なのは『トリスタン』と『パルシファル』というところか。
②スティービー、マイケル、スライ、プリンスとブラックミュージックが続いて、突然のカーペンターズw。
やっぱり名曲揃いだわ。個人的には『マスカレード』が好き。
後、ビーチ・ボーイズの“Fun,Fun,Fun”のカバーが入っていて、これが大瀧師匠の“Fun×4”の元ネタだったと分かり、
目から鱗!
③『響紋』、怖い(T_T)。
音楽を聴いて怖いと思うのは、この作品とバルトークの『青ひげ公の城』ぐらいか。
④後半のFl,Vl,Harpのためのソナタや、『シランクス(シリンクス)』はよく聴くのだが、前半のVnソナタ、Vcソナタを聴いたのは久しぶり。
特にVcソナタの動的な音楽は、他のドビュッシー作品には感じられないもので、今更ながら気に入った(苦笑)。
そして最後に収録された『牧神』の室内アンサンブル版、Obがやたらと上手い。
クレジットにはR.ゴンバーグとあった。
ああ、これがかの高名なゴンバーグの音だったのか。
もう何度となく聴いていたはずなのに、こちらも今更ながら認識するとは(^^;)。
NMLで探してみたら、小澤とのラヴェル管弦楽作品集に『クープランの墓』があった。
ゴンバーグが吹いていた頃のボストンの音源、他にも探してみようかしら?
⑤本当は今日遠征して、三島由紀夫のドキュメンタリー映画を観て来たかったのです。
でもカミさんからダメ出し(>_<)。
で、昨日の午後お休みを頂いて、手近なところでやっていた『1917』を観てきた次第。
カミさんには今のところ内緒(苦笑)。
どうしても「ワンシーン/ワンカットの映像」の話題が先行して、最初はそちらの方に興味があったし、
確かにどうやって撮ったのか驚くような場面も多かったけれど、
第一次大戦特有の「塹壕戦」を克明に描いた映画として、これは確かに秀逸だと思う。
★★★★としておこう。
⑥田島列島、不思議な漫画家。
『子どもはわかってあげない』もそうだったが、高校生の学園ものに不思議な調味料を振りかけ、
実に何ともいえないドラマを作り上げている。
シリアスな話とユーモアのさりげない同居。
目を離せない作家のひとりになってきた。
⑦大瀧師匠のデビュー50周年記念盤とのこと。
昨年の春もDVDを買ったし、やっぱりこっちも買わない訳には行くまい(>_<)。