OUR PLANET

何週間かまえの毎日新聞の書評の小さい欄に、丸谷才一さんが雑誌「クーリエ・ジャポン」が面白いというような記事を書いていたと思った。
その面白さのひとつとして、ブラジル政府がアマゾンの木からゴムを抽出して、コンドームをつくる工場を建設したという記事を紹介していたと思った。

その書評を読んだとき、似た記事をどこかでみたなーと思ったら、「OUR PLANET」という雑誌でみたことを思い出した。
この雑誌は国連環境計画(UNEP)機関誌。
日本語版の編集・発行はNPO法人地球友の会というところがやっているそう。
雑誌自体は、とても大きくて、ぺらぺらしたパンフレットのようなもの。

国連環境計画(UNEP)機関誌情報サイトで、この雑誌の内容をみることができる。

で、当の記事の話。
「クーリエ・ジャポン」の記事はみていないのだけれど、丸谷さんの紹介によれば、その記事はアジアからの輸入を減らす云々とは書いてあっても、環境問題にはふれていないよう。
でも、「OUR PLANET」のほうは、雑誌の性質上環境問題としてとりあげられていたはず。
その記事のタイトルは「愛は地球を救う」というものではなかったっけ。

そう思い、雑誌を確認。
工場ができて、なぜ環境が保全されるのか。
「工場が建設したことにより、ゴム樹液の採取者たちが熱帯雨林を破壊することなく利益を得ることができる」からだそう。

「この計画によって、ブラジル政府はミレニアム開発目標(MDGs)の二つ――エイズと闘うことと環境の持続可能性を確保すること――に向かって進む一方、アジアからのコンドーム輸入への依存を減らすことにもなるだろう」

この記事のタイトルは「愛と生態系」。
「愛は地球を救う」じゃなかった。
どうやら、かってにタイトルを妄想してしまったようだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« サッカーで子... まだまにあう... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。