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かぶれの世界(新)

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場違いな大統領と米国の復元力(補)

2018-12-16 20:56:50 | ニュース
ケリー大統領首席補佐官の後任が決まらず迷走した挙句、マルバニー行政管理予算局(OMB)長官が代理で充てられたと報じられた。マルバニー氏は有力な候補者の辞退が相次ぎ窮余の人選だったという。今朝のワシントンポスト紙(WP)ニュース速報によれば、トランプ配下の殆ど総ての組織が捜査を受けている危機状態にあるという。

この状況は、ニクソン大統領が辞任する経緯となったウォーターゲート事件を描いたWP紙記者ウッドワード氏の著作を思い出させた。私が30代初めの頃に熱中して読んだ。彼はその後歴代大統領を描いたNFを次々と著し、最近も9月にトランプ大統領について「Fear(Trump in the White House)」を出しベストセラーとなった。もしトランプ大統領が弾劾されることになれば、この本が一役かったと言われるだろう。

昨年夏頃から本を読む気が消え失せ、今迄一冊も読んでいない。だが、この本だけは気になっていた。昨日市立図書館に行き調べたが、驚いたことにこのベストセラーが見当たらなかった。貸し出された訳ではない、購入してないのだ。邦訳版も出ているのに。図書館司書の判断が理解できなかった。私の読書欲は回復しそうもないが、取り敢えず購入して手元に置いておくつもりだ。■
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場違いな大統領と米国の復元力

2018-12-14 18:45:25 | ニュース
ワシントン大聖堂で行われたジョージ・H・W・ブッシュ第41代大統領の国葬は記憶に残るものだった。私はPBS(米公共放送)が報じた中継録画を見た。印象に残ったのは当時のカナダ首相が紹介した故人の思い出と、長男のジョージ・W・ブッシュ第43代大統領の本物の涙だった。

私にとって印象に残ったのは歴代の大統領や関係者の中で、トランプ大統領夫妻の存在だけ浮き上がって場違いな雰囲気を醸し出していたことだ。残念ながらこの気まずい雰囲気は米国内で少数派ではなくなった。今や戦後民主主義のグローバルリーダーならしめた米国と二分する存在なのだ。

民主主義のシンボルだった米国に憧れた「アメリカかぶれ」の私としては、行き当たりばったりで主義一貫しない馬鹿を世界最強国司令官に選び未だに続けさせている米国に信じられない場違いな印象がある。一方、歴史的に米国という船は時に大きく傾くが優れて復元力があるはずだ。

ここにきて、米国の復元力が働き始める兆候が出て来たと感じる。トランプ大統領の側近だった人達が次々と去って行き彼の悪行を暴露し始めた。従来ならトランプは「嘘」だとか「偽ニュース」とか言い放ち少なくとも支持者はついて来た。だが、元側近達は法的証拠に残る形で証言し始めた。

大統領選時に顧問弁護士だったコーエン氏が、トランプの浮気相手を黙らせるため政治資金を使い3年の実刑判決を受けたと報じられた。例によってトランプは「嘘つき」呼ばわりしたが、判決が出た後では説得力がない。最終的にはロシア疑惑で家族を含む側近の多くが何らかの判決をうけ、大統領が弾劾されるか分からないとしても議会で追及を受けるのは間違いない。

トランプを支持する新勢力との境界線は旧来の共和民主両党の外側にある。共和党の旧主流派の多くは先の中間選挙で立候補しないか落選した。選挙に勝ち残る為に共和党はトランプ党に変質したと報じられている。予想外の展開だったが、議会は中ロの疑惑に対して超党派で反応すると予想する。

個人的にはトランプは大嫌いだが、歴史は偉大な仕事をしたと評価する可能性もあると思う。特に中国が発展途上国と経済大国を立場を都合よく使い分け、進出企業に合弁会社化と技術移転を強要し、言論弾圧とか少数民族を弾圧する共産党独裁政治が世界をリードするようなことが絶対にあってはならない。

大国としてのポテンシャルの大きさを配慮し、欧米列強ですら歯止めがかけられなかった。歴史上初めて中国に待ったをかけた大統領として記憶される可能性がある。そして、それは事実だと考える。人として酷く稚拙どころか低劣であったとしてもだ。底流に米国主流派がいて馬鹿を使ってやらせている、それが米国の復元力なのかもと私は秘かに疑っている。■
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外国人材受け入れ法成立と内閣支持率

2018-12-11 21:17:01 | ニュース
昨日NHKの世論調査結果が報じられ、内閣支持率が41%(-5%)に低下し不支持が38%(+1%)だった。調査結果では外国人材受け入れ法成立を54%が評価しないと答えた。これが支持率低下の原因だったと私は推測する。

以前投稿したように世論調査はニュースバラエティ番組に影響を受けたおばちゃん達が変動要因になるとみた。今回の世論はその仮説の範囲内にあったと考える。

ある意味世論調査の妥当な結果だった。私が注目したのは立憲民主党が7.6%に支持を伸ばしたことだ。上記の裏返しで、外国人受け入れ法について立民が先頭に立って反対し、民放のニュース番組はかなりの時間を割いて報じたのが支持率アップの要因になったのではないかと推測する。

国会で指摘された問題の殆どは事実で、対応が必要だと私も思った。だが一方で、人手不足は深刻で緊急に取り組まなければならない。個人的にも四国の実家に戻る度にその深刻さは深まっている。放棄された家屋や田畑が増え、10年後に農業のやり手が無くなることが容易に予想されるのだ。

野党や国民の中にはこういう現実が分かっていないのだろうか。ニュースバラエティはこういう事態を理解して報じず、ただ外国人労働者の実態のみ問題指摘した。野党は法案阻止の一点に絞り政府を追求するだけ、一緒になって何とか問題を改善していく姿勢を感じられなかった。

私から見るとこういう姿勢は国会議員の責務を果たしておらず無責任に感じる。立民は自党の勢力拡大だけの為に活動している様に感じる。そういう指摘はあちこちから聞こえてくる。一方で、与野党で解決策を求めようとすると国民の支持を失う、さえない国になったもんだ。寂しい。■
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戦う老戦士の後遺症(2)

2018-12-09 21:29:52 | スポーツ
このタイトルで書くことがあり過ぎることに今更ながら気づいた。と言ってもどうでも良い馬鹿みたいなことばかりだ。昨日はリスク覚悟でバドミントン練習に参加した。そこで年令別の全日本選手権大会に参加したメンバーがリーダー以外に2人いたと知った。その一人は3回戦まで進んだという。

かつてトップで活躍しテレビ等で報じられた一線級の選手が年令別大会で名前を聞かないと言うと、彼は現役時代に活躍した選手の多くは体を傷めて参加してないという。実際に参加した選手たちはスマートなバドミントン体型というよりガチガチの見るからに健康な人達が多かったという。

私は肉離れの回復が十分でないが、再び「やってもた」覚悟で練習に参加した。相手の打つ球が約束事の20分間の基礎練習は何とかこなしたが、いざゲーム練習になると瞬間的な動きについて行けず脚の痛みも悪化した。又もやってもた。1ゲームで直ぐに諦め、まとめ役に練習を抜けると伝えた。

シャワーを浴びてコート脇に戻り仲間に挨拶した。何人かが肉離れの後は少しでも違和感があったら練習はするなと助言してくれた。その助言を事前に聞くべきだった。だが、仲間に比べると私の肉離れなど可愛いものだ。下腹と背中に手術痕を見せてくれた二人は昨日の練習に参加しなかった。

昨日久し振りに会ったT氏は脳内の動脈瘤を潰す手術を受けたというが、以前と同じように口もプレイも元気だった。彼によると自覚症状は無かったが思いついて受けた検査で動脈瘤が見つかったという。一方、昨年関東シニア2位になった仲間は、1年お休みは間違いで練習は続けるという。■
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やってもた パートB

2018-12-07 14:11:03 | 日記
言い訳めくがパートAを投稿した時、こんなに早くパートB を書くと予測した訳ではない。「やってもた」シリーズは老人が衰えていく中で犯す‘ありえない失敗’を紹介し、自分を笑いものにして楽しもうという自虐的な連載の積りです。狙い通り無念にも昨日もやってしまいました。

朝からの久し振りの雨が止んだ昨日の午後、散歩を兼ねてお気に入りの樹脂製のタンブラーを買いに出掛けた。西日本豪雨で浸水した1ヵ月後頃に、ニトリの店舗改修後の特売セールで買ったのと同じものだ。底が虹色に光りお洒落で安価な器で、東京でも家内と一緒にお酒を飲む為に欲しかった。

ニトリは京王線分倍河原駅から2駅先の甲州街道沿いにあり、自宅から片道6km弱の距離で昨年までは時折り歩いて往復した。ところが今回幾ら歩いても中々到着しない。何とか目当てのモノを買えたが疲れと痛み再発で気力を失い、東府中駅から電車に乗りびっこをひいて帰る羽目になった。

タンブラーを見て喜んだ家内だが、東府中まで歩いて行きふくらはぎ痛が再発したと私の説明を聞いて呆れた顔になった。息子も同じ顔をした。言外のメッセージは自分の年齢を考えれば、怪我した直後に二度も続けて不注意な痛み再発なんてクレージーという訳だ。否定はしない。

だが、私にすればつい昨年まで平気で往復した距離なのだ。彼等には足痛が完治しないうちに無理をした馬鹿な老人が、懲りもせずまた同じ失敗を繰り返したと単純に決めつけている。正直言うと私の反省も同じだ、自分の年令を考えて足の回復にもう少し時間をかけるべきだった。

今のところ明日のバドミントン練習に参加し、2日間様子見してやれると判断すれば高尾陣馬山を縦走往復する積りだ。約30kmある。バドミントン練習をクリアすればOK、それすら出来ないシナリオもありだ。数日後にはパートCを投稿するかもしれない。■
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