かぶれの世界(新)

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後期高齢者直前の免許更新

2020-07-13 17:38:08 | 日記・エッセイ・コラム
立川警察署で運転免許証の更新手続きを終えた。今回の帰京の大事な目的の一つを終えた。田舎生活は車が必須だ。コロナ対応の一環で9月末まで更新手続きを延長出来たが、どのみち11月まで田舎に滞在予定なので今回やるしかなかった。4月の帰郷に先立ち3月に高齢者講習に参加して準備は出来ていた。

久し振りの立川は駅前から昭和記念公園あたりを中心にすっかり整備され、モノレールが走り未来の空中都市みたいなお洒落な街に生まれ変わっていた。近年物忘れの激しい私は前回も同じ印象を得たかも知れないが。警察署がどこだったか忘れ、ビル駐車場の警備員に道順を聞きついでに雑談する始末だった。

警察者は昭和記念公園と道をまたいで手前の立川駅側にあった。9時前に着くと署の入口から正門迄長い列が続いていた。後尾を確認して並ぶと「高齢者講習を受けた人?」と呼び出しがあり、手を挙げて証明書を見せると建物の前で暗証番号を取得した。そのまま窓口に案内され以降待ち時間なしで手続きが進んだ。

長い手続き時間を予測していたので、内心バンザイと叫んだ。自然と顔が綻び、最初の窓口から本人確認する中年女性と馬鹿な冗談を言い笑わせた。前回更新時の写真をチェック時に、すっかりジーサン顔になって見分けがつかないとか、薬を飲んでいるか聞かれ降圧剤を飲み今朝は130だとか一言余計な事を言う癖が出た。

次の窓口で簡単な視力検査、次に申請書類を作成、その次の窓口で写真を撮った。最後に隣の薄暗いベンチで待っていると名前を呼ばれ、暫らく待って中年女性が現れ新しい免許証が手渡された。中年女性大活躍の職場だった。20分余りで総ての手続きが終わった、特別快速の中央線みたいな早さだった。

待っている間に私と同年配の老人と話が弾んだ。この齢でまだ車に乗らなきゃダメなのかと事情を聞くと、月一京都に中央高速で行き母親の様子を見に行くのだという。私より老けている感じなのに、東京・京都往復というのはそれ程苦じゃないというから凄い。私は独り運転で東京・四国往復はだいぶ前からギブアップした。

高齢者講習の費用5千円はいわば免許更新手続きの快速運賃だった。別室で講習を受けている人達がいた。入口と同じ門を通って表通りに出ると爽やかな風が吹いて来た。駅に続く広い緑の街並みは、一階にガラス戸作り洒落たカフェが沢山あったが、寄り道せず電車に乗り在宅勤務中の息子がいる自宅に戻った。■
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