かぶれの世界(新)

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時の流れを感じる(於)最後のパーティ

2020-07-25 21:43:55 | 日記・エッセイ・コラム
帰京して16日目に子供たちの家族が全員集合して誕生パーティをやり、これで今回の帰京の目的を全て果たした。その間東京のコロナ感染が急増し、更に全国に感染が拡がった16日でもあった。そんな状況で子供たちが住む都心に出かけるのを躊躇っていたら、息子が東京郊外の我が家でやろうと決めてくれた。

4月に私が帰郷する直前に末の孫の誕生会をやって以来の全員集合だ。以来4か月余り経過しただけなのに、3人の孫の成長ぶりには毎度驚かされる。一番上は10歳、次の子は小学生になり、末の子は4歳、全て男の子だ。肉体的な成長もさることながら、私が改めて驚いたのは子供たちの食べ物の嗜好だ。

彼らは甘いものが好きじゃないのだ。実は今回初めて聞いた訳ではないのに何度聞いても信じられなかった。私的には子供だったら絶対好きなはずのケーキや饅頭は好きじゃないと言い彼らは食べなかった。バースデーケーキも口に合わず大人が食べても、誕生日を迎える本人がケーキを一口食べただけ。

戦争直後に生まれた私なんぞ、葬式饅頭から大福餅まで甘いものなら何でも大好き、どうにも信じられない。洋物でも90年代に米国に住んだ時、スタバで初めて食べたブラウニーは忘れられない。ガトーショコラもよかった。私はこの数年で大福や饅頭など和菓子大好きジーサンになった。

一方で10歳にも満たない「ガキ」どもが何と渋いテーストを好む。時の流れというか、逆流を感じた。一夜明けて家内が残り物を上手く併せて作った朝食も殆どスルーされた。食料不足の時代に育った私には理解できない、甘いものが嫌いだなんて、彼らは蒸し芋にイリコを食べるだろうか。彼らの親も経験してないおやつだ。■
コメント
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