かぶれの世界(新)

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田舎暮らし雑感14夏(7)

2014-08-06 22:49:14 | 日記・エッセイ・コラム

 この1週間ずっと雨だった。湿気が侵入しないよう家じゅう締め切って廊下に干した洗濯物が乾かず、ついに下着がなくなる寸前まで来た。母が使っていた乾燥機を半日かけてやっと着替えの下着を確保した。もっと早くやれば良かったのだが、晴れた日に外に出そうと思っているうちに失念していた。

 その湿気に気を付けていたのだが、台所のシンク横のアルミ台が薄白くなっているのに気が付いた。カビだった。もっとヤバイ所、食料にもカビが生えた。干ワカメや干し葡萄、フリカケ等を保管する密閉カバー付きのプラスチック・ボックスに入れていた種抜きプルーンに白いカビが生えていた。ジッパー付ナイロン袋と箱で二重に密閉して万全だと思っていたのだが。参った。

 県内で有名な大洲市の川花火大会の予定は今月34日だったのだが、台風で67日に延期され、雨が続くので再延期、お盆を避けて1920日にやると有線放送が告げていた。お盆明けなんてピント外れの日にやる花火大会は滅多にないのではないだろうか。私の記憶にはない。

 その有線放送が繰り返し伝えているのが、行方不明の老人の情報を求めるものだ。私とそう変わらない71才の老女が4日未明に消息不明になり、毎日同じ放送を繰り返している。認知症を患う老人の徘徊だと思う。私がこの手の有線放送を聞くようになったのは昨年からだ。

 老人の徘徊を警察が情報を求めて有線放送で知らせる方針変更が最近あったのではないかと思う。自宅のある府中市に登録してあるメールアドレスに同種のメールが来るようになったからだ。今年の夏は毎月同じような有線放送を聞いている気がする。今回は4日経っても見つからず、その間に大雨が降ったので悪い予感がする。

 昨日、人生初めての経験をした。夕食後居間の座卓に座りでくつろいでいると、突然小ぶりのネズミが現れ足元に来た。驚いたがそのままじっとしてると、ネズミは座卓の下に進み私のふくらはぎにそっと触れて部屋の隅に行き柱を駆け上がりカーテンの後ろの隠れて行った。柔らかい毛に撫でられたふくらはぎには快感に近い不思議な感覚が残った。

 これで今まで不思議に思っていたことが氷解した。数日前に居間で目の端に影が走ったことがあり正体は何か気になっていた。その1-2日後に就寝後書斎から何かをかじる音が聞こえた。翌日調べるとゴキブリ・ホイホイの端が少しかじられて、かじり取られた紙クズが散らばっていた。記憶を辿ると木か紙をかじる音を何回か聞いた。これらが全部つながった。1つの事故には29のヒヤリ・ハットがある例に倣うと、ネズミがその頻度で現れていた。もう少し様子を見るつもりだ。

 先月の食費が初めて2万円を切った。何度か投稿したように私はケチで食べ物に拘らないが、アルコール込みで一人だけの食事を2万円以下で作るのは難しかった。7月は来客がなく、一度も外食せず自炊で済ませた。冷蔵庫やストッカーに溜め置きせず、あるものは使い切ってから食料を買うことを徹底した。アルコールはワインより焼酎を飲んだ。多分これがベストだ。

 先月から髭を伸ばし始めた。第1週は口周りと顎ともみあげを全て伸ばし、第2週に口周りだけ髭を残し、第3週に上口髭だけにし、第4週に上口髭の長さを半分にトリミングした。触ってみるとこれが最も気持ちいい、ネズミの毛みたいに!髭の周りの空気対流が悪いせいか熱を感じるので、来週には口髭を切りスッキリしたいと思っている。■

コメント
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