かぶれの世界(新)

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

田舎暮らし雑感14夏(6)

2014-08-01 20:22:41 | 日記・エッセイ・コラム

 台風が近づいてきて終日雨だったが、午後になり少し雨脚が弱まった。東日本に張り出した高気圧のお蔭で、台風12号は九州沖を北上し続け韓国に向かっているようだ。夕方5時過ぎに表を流れる川の様子を見に行くと意外に水量は少なく、山から流れる小川に逆流防止の水門は開いたままだった。雨雲は依然として北に流れている。雲の流れで台風が四国に向かってないことが推測できた。

 梅雨明け以来暑い日が続いている。ここに来て少しずつ暑さに慣れてきた。朝目が覚めた時、ちょっとした気温の違いで肌寒かったり、暑く感じたりする。私の場合、部屋の温度が26度だと朝起きると肌寒くタオルケットを体に巻き付けるが、27度だと暑苦しく感じてタオルケットを蹴っ飛ばす。昔は暑くても汗を流しながら本を読んだが、このところとてもそういう気になれなかった。昨日思い返してやってみると、小一時間読書を続けられた。暑さに慣れて来たと実感する。

 以前から気になっていた小さな黒いフンはゴキブリが犯人だった。このところフンの数が減り小粒になった。仕掛けていたゴキブリホイホイをチェックすると、台所も書斎も56匹かかっていた。仕掛けて3週間もかかったが、少しずつ効果が出て来た。せっかちな私は最初の3日くらいで判断しようとしたのが間違っていたようだ。そうと分かれば、早速仕掛けを倍に増やした。

 川沿いの畑に種を蒔いたコスモスが伸びて花をつけ始めた。秋に開花を予定していたので早過ぎる。多分、今年蒔いた種からではなく、昨年の花の種から早く育ったのだと思う。それにしても今年は雑草の方が強く、コスモスが埋もれる感じだ。コスモスは元々山草だったので強いはず、これからを期待しよう。近所の長老によると雑草にも勝つか負けるかの戦いがある、しかもITビジネスみたいに勝者総取りになる可能性があるという。援軍が必要かどうかもう少し様子を見よう。

 子供の頃から庭に八朔と橙が夫々1本、富有柿が2本植わっており、シーズンごとに結構な量の実をつける。柿が秋、八朔が冬、橙が初夏の頃が食べ時だと思う。今年は橙が大豊作で少しずつ取り入れて知人におすそ分けして先週やっと取り終った。試しに1個だけ食べたが私には酸っぱ過ぎた。近所の知人が言うには皮をむいて、実だけを冷蔵庫で冷やし砂糖漬けで食べると美味しいという。私はそんな面倒な事出来ない。

 一昨日、川沿いの道をレトリバーを連れて散歩する母のかかりつけ医の先生に会った。彼もよく散歩するのだそうだが、時間帯が違うのか滅多に合わない。介護付き施設に入れた母の近況を知らせると、先生が意見を聞かせてくれた。といっても当たり障りのない所を。散歩コースは長いので私は数年前紹介して貰った市内の泌尿器科が「藪」だと散々言い散らかした。年をとっても本当に私はお喋りだ、「口は禍の元」だと喋った端から後悔した。馬鹿だ。■

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする