桃園国際空港からは、出迎えのツアーガイドに車でホテルに送ってもらいました。
泊まったのは、圓山大飯店です。
丘の上に立つ巨大な中国風建物は、周囲からも良く目立ちます。
歴史のあるホテルで、この建物自体、見物の価値があります。
日本統治下に設けられた台湾神社の跡に造られ、蒋介石夫人の宋美齢の迎賓館として使われました。かつては、世界10大ホテルに選ばれたといいますが、市内に欧米スタイルの近代ホテルが建てられて、そちらに台北最高級ホテルの座は奪われたようです。
入口には、このような中国風の門が置かれていますが、この場所には、かつての台湾神社の鳥居が置かれていたといいます。
ホテルの内部に足を踏み入れると、胡蝶蘭をいけた巨大な花瓶と大階段がまず目に飛び込んできます。
階段の左手にも朱塗りの円柱が並んでいるのですが、工事中でパネルが置かれています。
胡蝶蘭は、台湾が世界一の生産量を誇っているといいます。
朱塗りの円柱の奥がホテルの受付です。
入口を振り返ったところです。天井には、灯篭が下げられています。
階段の左右の手すりには、龍の浮き彫りが施されています。
階段の踊り場に置かれた巨大なレリーフ。
ホテルの夜景です。
館内は冷房がきいているのですが、外に一歩出ると、暑さと湿気が襲ってきました。カメラのレンズが一気に曇って、拭きながら撮影しましたが、ソフトフォーカスになってしまっています。
入口の門。
イルミネーションがちょっと似合っていない感じがします。
入口車寄せ部の天井です。龍が描かれています。
ロビーの天井。五匹の龍が中央の玉を囲んでいます。これが本当のドラゴンボールです。
ホテル内には、いたるところに龍や鳳凰の絵が描かれています。
朱塗りの柱や灯篭が、中国ムードを高めています。
中国的な灯篭の絵。
屋根を見上げると、小さな像が列を作って置かれています。
これは走獣といい、中国の伝統的な建物の屋根飾りとして良く見られます。
これは、本館の背後にある別棟です。
ここの屋根にも、走獣が見られます。こちらの方が近くて見やすいですね。
先頭にあるのは、鳳凰にのった仙人です。太公望あるいは治水で知られる帝王禹、周の敏王、周の敬王などといわれて、はっきりとはしていないようです。この後に麒麟、鳳凰、獅子、海馬、天馬などの伝説の生き物が続きます。この数は、建物の格によってきまり、北京の紫禁城では、10個の像が付き従います。最後は、角はやした龍が置かれます。
本館の屋根を見上げると、最上部の脇には、正吻(せいふん)と呼ばれる大きな口をあけた龍が置かれています。日本の鯱鉾と同じで、水を呼び火災を防ぐことを期待する縁起物のようです。
本館の奥まったところには、金龍が置かれています。これは、台湾神社時代にあったもので、もとは銅製ですが、金メッキが施されて大事にされています。
客室は広いものの、設備は少し古びています。
ウェルカムフルーツとして、ドラゴンフルーツ、ファッションフルーツ、バナナが置かれていました。
各部屋には、朱塗りの欄干のベランダが附属しています。
幸い、街の眺めを楽しむことのできる側でした。
川越しに見る市街地には、世界第二の高さの台北101の超高層ビルを望むことができます。
ベランダから見た夜景です。
台北101の夜景
ホテルにはプールも附属しており、宿泊者は無料で利用できるのですが、入る時間がありませんでした。
圓山大飯店は、近代的設備を期待するというよりは、その歴史に価値を見出しながら泊まるべきでしょう。
泊まったのは、圓山大飯店です。
丘の上に立つ巨大な中国風建物は、周囲からも良く目立ちます。
歴史のあるホテルで、この建物自体、見物の価値があります。
日本統治下に設けられた台湾神社の跡に造られ、蒋介石夫人の宋美齢の迎賓館として使われました。かつては、世界10大ホテルに選ばれたといいますが、市内に欧米スタイルの近代ホテルが建てられて、そちらに台北最高級ホテルの座は奪われたようです。
入口には、このような中国風の門が置かれていますが、この場所には、かつての台湾神社の鳥居が置かれていたといいます。
ホテルの内部に足を踏み入れると、胡蝶蘭をいけた巨大な花瓶と大階段がまず目に飛び込んできます。
階段の左手にも朱塗りの円柱が並んでいるのですが、工事中でパネルが置かれています。
胡蝶蘭は、台湾が世界一の生産量を誇っているといいます。
朱塗りの円柱の奥がホテルの受付です。
入口を振り返ったところです。天井には、灯篭が下げられています。
階段の左右の手すりには、龍の浮き彫りが施されています。
階段の踊り場に置かれた巨大なレリーフ。
ホテルの夜景です。
館内は冷房がきいているのですが、外に一歩出ると、暑さと湿気が襲ってきました。カメラのレンズが一気に曇って、拭きながら撮影しましたが、ソフトフォーカスになってしまっています。
入口の門。
イルミネーションがちょっと似合っていない感じがします。
入口車寄せ部の天井です。龍が描かれています。
ロビーの天井。五匹の龍が中央の玉を囲んでいます。これが本当のドラゴンボールです。
ホテル内には、いたるところに龍や鳳凰の絵が描かれています。
朱塗りの柱や灯篭が、中国ムードを高めています。
中国的な灯篭の絵。
屋根を見上げると、小さな像が列を作って置かれています。
これは走獣といい、中国の伝統的な建物の屋根飾りとして良く見られます。
これは、本館の背後にある別棟です。
ここの屋根にも、走獣が見られます。こちらの方が近くて見やすいですね。
先頭にあるのは、鳳凰にのった仙人です。太公望あるいは治水で知られる帝王禹、周の敏王、周の敬王などといわれて、はっきりとはしていないようです。この後に麒麟、鳳凰、獅子、海馬、天馬などの伝説の生き物が続きます。この数は、建物の格によってきまり、北京の紫禁城では、10個の像が付き従います。最後は、角はやした龍が置かれます。
本館の屋根を見上げると、最上部の脇には、正吻(せいふん)と呼ばれる大きな口をあけた龍が置かれています。日本の鯱鉾と同じで、水を呼び火災を防ぐことを期待する縁起物のようです。
本館の奥まったところには、金龍が置かれています。これは、台湾神社時代にあったもので、もとは銅製ですが、金メッキが施されて大事にされています。
客室は広いものの、設備は少し古びています。
ウェルカムフルーツとして、ドラゴンフルーツ、ファッションフルーツ、バナナが置かれていました。
各部屋には、朱塗りの欄干のベランダが附属しています。
幸い、街の眺めを楽しむことのできる側でした。
川越しに見る市街地には、世界第二の高さの台北101の超高層ビルを望むことができます。
ベランダから見た夜景です。
台北101の夜景
ホテルにはプールも附属しており、宿泊者は無料で利用できるのですが、入る時間がありませんでした。
圓山大飯店は、近代的設備を期待するというよりは、その歴史に価値を見出しながら泊まるべきでしょう。