さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 シントラー その1

2021年05月06日 | 海外旅行
シントラはリスボンから西に28kmの山中にあり、夏の離宮を中心として様々な年代の文化財が集積していることから人気の観光地になっています。

シントラの中心になるレプブリカ広場にやってきました。



土産物店が並んでいました。バッグや靴などのコルク製品が店頭に飾られていました。



レプブリカ広場に面して二本の煙突が特徴的な王宮があります。広場に立つのはクリスマス飾りが残されていたものです。



王宮前の広場



王宮の入口

15世紀初頭から19世紀後半にかけポルトガル王家が住み続けており、ポルトガル国内で最も保存状態の良い中世の王宮です。15世紀から16世紀初頭にかけての建築の結果、ゴシック様式、マヌエル様式、イスラム風建築が現在は混在しています。



入口から振り返ったシントラの町



入り口近くのパティオ(中庭)



特徴的な煙突が見えています、



内部には多くの部屋がありますが、まず見どころの一つである白鳥の間。王家の公式レセプションに使われていました。



装飾の白鳥の絵は、ジョアン一世の娘のカテリーナが、 27 歳でイギリス王チャールズ二世のもとへ輿入れした際にその幸せを願って描かせたものです。

部屋に飾られていた肖像画は、カテリーナのものでしょう。



白鳥は 、カテリーナの年齢にちなんで、27羽描かれています。また、白鳥は首に王冠をつけたいます。



続いてかささぎの間。



大きな暖炉が設けられています。



壁のタイル模様。



天井にはこの部屋の名前のかささぎの絵が描かれています。



かささぎの絵の由来は、国王ジョアン一世が女官にキスをしていたところをフィリパ王妃に見られた時、これは善意なんだよと言い訳をしたことに由来します。王妃はそのことは口外しなかったものの噂が広まり、そのことからおしゃべりを意味するかささぎが描かれたといいます。136羽のかささぎが描かれていますが、これは侍女の数に合わせたものです。



カササギが咥えているリボンには、POR BEM ( 善意 ) と書かれており、王妃の出身のイギリス・ランカスター家のシンボルのバラが描かれています。



続けてセバスチャン王の寝室。黒檀のベッドが置かれていました。



世界で初めて作られたらしい天球儀。



セバスチャン王の肖像画でしょうか。



ジュリアスシーザーの間。フランドル製のタペストリーが飾られました。



鯉の置物。



一旦外の階段に出ると噴水が設けられていました。



ムーア人の間あるいは船の間。天井は船底の形をしています。



また、様々なスタイルの帆船が描かれています。


三本マストに三角帆のキャラベル船。三角帆は当時のアラブ世界で用いられていたものですが逆風でも前進できることから、エンリケ航海王子は、インド航路を再開拓するために帆船の改良に力を注ぎ、キャラベル船が誕生することによって大航海時代がが始まりました。



主に軍艦に使われていたガレオン船。ガレオン船は船首楼より高い船尾楼を持つことが特徴で、大量の大砲を積めることから軍艦として用いられました。スペインの無敵艦隊とイギリス艦隊によるトラファルガーの海戦、パイレーツ・オブ・カリビアン、ONE PIECEなどの海賊ものに登場するのはこのガレオン船です。



室内には肖像画や陶器が展示されていました。





別の小部屋には家具が展示されていました。





テーブルの足には、真珠や彫刻で装飾が施されていました。
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