さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 サティアールの岩絵

2013年10月22日 | 海外旅行
サティアールでインダス川の川幅は広くなって浅瀬になり、その河原に「サティアールの岩絵」があります。



サティアールの岩絵は、4~8世紀に仏教徒により書かれました。仏僧は中国からシルクロードを通って山を越え、サティアールでインダス川を渡りました。旅の安全祈願や徒渉点の印として、あるいは増水した川の水が引くのを待つ間の暇つぶしに描かれたもののようです。



大岩の上に、仏像や伽藍がびっしりと描かれています。



そのアップ。







絵を探して、他の岩を見ていきます。



古代の文字も書かれているようです。



ストゥーパと人。多くは落書き状のものです。



ストゥーパ。



仏像。左下に描かれているのは、男根です。日本における金精さまのような信仰の対象であったのか、単なる落書きなのかは判りません。



ストゥーパ。



仏像。



マンジが書かれていますが、ヒンドゥー教と仏教で吉祥の印として使われています。ここにも男根が描かれています。



岩絵の上に立つ警備員。しっかりと仕事をしていました。
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