さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 キャンディからゴール

2016年04月05日 | 海外旅行
第六日目は、キャンディからコロンボへ移動することになりました。今回の旅行で、一番長い移動になります。

キャンディの街を後にしてひと走りすると、車窓に鉄道車両が展示されているのが見えました。



年代物の汽車のようです。



看板から国立鉄道博物館であることが判りました。



それぞれの車両が活躍した時代の歴史的背景を知りたいところです。



キャンディは標高300mほどの山間部にあるので、海岸部へは大きな下り坂になります。大きなカーブが連続しました。



道路脇の木に大きなコウモリがとまっているのが見えました。インドオオコウモリは羽を広げると1.6mにも達します。夜行性で昼間は大きな木の枝にぶら下がって休んでいます。バナナやイチジク、パパイヤ、マンゴーを食べることから、果樹園などからは、果物を食い荒らすやっかいものと考えられているようです。



車窓から頂上に露岩を持った山が見えてきましたが、「スリランカのロビン・フッド」として知られているサラディエルが見張り台としていたとのことです。彼は、イギリスの植民地時代、お金持ちから奪ったものを貧しい人たちに分け与えましたが、最後には捕まって処刑されました。



道路沿いには、その集落の特産品を売る店がまとまって現れました。これは篭製品の店。



続いて現れたカシュー・ナッツの店で、トイレ休憩を兼ねた買い物をしました。



店先には、カシューナッツの実の大きな模型が吊るされていました。



これはカシューナッツの花。



タイル製品の店。



パイナップルの店。



海岸部近くになると、街も大きくなってきました。



海岸部に出たところで、高速道路にのりました。立派な道路が設けられていましたが、利用している車は僅かでした。



途中のサービスエリアで休憩。



ピザハットがありました。



カフェやレストラン、土産物屋が並んでいましたが、これで商売が成り立つのかなと心配になるくらいがらすきでした。



高速を下りて、再びインド洋と再会しました。



海岸線を走ってゴールの街に入りました。これはバスターミナル。



これは鉄道の駅。

バスターミナルや鉄道駅が新しいのは、2004年のスマトラ沖地震によって津波被害を受けて再建されたからです。二階建てになっているのも、津波対策を考えてのもののようです。



ゴール要塞の見学の前に昼食をとりましたが、その店の一階は、仮面売り場になっていました。

コールの北にあるアンバランゴダの街は仮面の街として有名です。もともとは、悪魔祓いの儀式に使われていたものですが、観光客の人気が出てしまい、現在ではスリランカ土産として売られるようになっています。



壁一面に仮面が飾られていました。仏像も売られていましたが、面白いのは仮面の方ですね。



外壁にも飾られていたので、その写真です。



スリランカで恐ろしいものというとコブラになるのですかね。



火を現したものですね。



他の悪神も勢ぞろい。



怖さよりもユーモラスに見えてきてしまいます。

昼食後は、ゴール要塞の見学です。
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