![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/e5/0c067e91ad39c63489816b2ef1359129.jpg)
モレーン湖見学の後、レイク・ルイーズにやってきました。レイク・ルイーズは、モレーン湖と並んで、カナディアン・ロッキーの代表的観光スポットになっています。
レイク・ルイーズは、標高1536mに広がる、長さ2.4km、幅550m、深さ90mの湖です。奥に広がるヴィクトリア山(3464m)の氷河から流れ出る水を集め、神秘的なターコイズ・ブルーの湖面を広げています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/62/db28f56574f57453ac2a9e7ff7d572ae.jpg)
レイク・ルイーズの名前は、ヴィクトリア女王の四女でありカナダ総督ジョン・キャンベル夫人であったルイーズ・キャロライン・アルバータに由来しています。なお、アルバータ州の名前も彼女に由来しています。背後のヴィクトリア山もヴィクトリア女王に由来しており、親子の名前が揃っていることになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/5d/621a1327a3855d1f627fb803a9d5e886.jpg)
青空が広がっていますが、風があるため、鏡のように山の姿を映していないのは少し残念でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/19/09e182c1e5adfa34bcf2fe80e143107d.jpg)
一般的なツアーでは、この眺めをしばらく楽しんだ後は、他の観光地へ移動となる所ですが、今回のツアーでは「レイク・アグネス&ビーハイブス」のトレッキングコースを歩くことになりました。
釣鐘状のビッグ・ビーハイブが見えており、その右手の基部にレイク・アグネスが隠されています。我々のツアーでは、右手のリトル・ビーハイブまで登ってからレイク・アグネスを回って下山してくることになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ee/ae419bf8842498e53631c3623bc9f9c1.jpg)
レイク・ルイーズの東岸には、シャトー・レイク・ルイーズという4つ星ホテルがあります。
このホテルは19世紀末から20世紀初頭にカナダ太平洋鉄道が建設したもので、同じロッキー山中のバンフ・スプリングス・ホテル、ケベックのシャトー・フロンテナック等とともにフェアモント・ホテルズ系列で、カナダィアン・ロッキーの観光開発の起点となりました。
私が参加するような財布にやさしいツアーでは、このホテルに泊まることはありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/87/9e531db5e5d7cf4debc63016a0d2f770.jpg)
湖畔の遊歩道沿いに、クラシックなスタイルの登山者の銅像が置かれています。
カナダ太平洋鉄道がカナディアン・ロッキーを観光地として開発する際の1899年から50年に渡って、多くのスイス人ガイドを雇い入れて、登山ルートの整備や安全の確保を行いました。この像は、スイス・ガイド100年記念として1999年に置かれたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0d/7a8f7fe3b4dea89a0a9b1d106028f5b4.jpg)
多くの観光客が歩いている湖畔の遊歩道から別れて、トレッキングコーに向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2e/37941c805dbc62dbc72153c436eafb7f.jpg)
トレッキングコースの案内はしっかりしています。
トレッキングコースは、歩行者専用と乗馬専用、その兼用コースに分かれています。兼用コースでは、馬の落し物を踏まないように足元に注意する必要があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/08/81c83ffcc07454a384e13de8a9c6a906.jpg)
最初は、針葉樹に囲まれた直線的に延びる道を緩やかに登っていきます。
登山専門の旅行会社募集のツアーなので、日常的に登山を行っていない参加者も多いようで、やたらゆっくりペースの歩きになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7f/d103af01019a3c00a2c6ba51df9f45b6.jpg)
ゆっくりペースはかえって疲れるところもありましたが、その分、花の写真を撮る時間的余裕がありました。
バンチベリー。日本でいうところのゴゼンタチバナ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ec/34bf970d1291eaaea9d2ff589f583dec.jpg)
イエローコロンバン。日本でいうならキバナオダマキということになりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/87/f25605b0e7f017a8dd7111931312ab1c.jpg)
黄色味の強いイエローコロンバン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/df/9707b4b322702a3901bdaddaab10cebc.jpg)
一部赤みを帯びたイエローコロンバン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c9/1d2ea61c1d43f5f294e095523127bdc5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/98/a65a5203c864b5788d978b0c02858dae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/96/cdae966cd1239b637cb0d558445e895e.jpg)
バッファローベリー。グミ科の落葉樹で、実は小鳥や動物の好物。特にクマの大好物だといいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/df/179f3c7f87973acef2ade765fd1fee56.jpg)
登山道の直線部が終わって折り返すところでは、レイク・ルイーズの眺めが広がりました。高度もかなり上がってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/85/d0a47dc41a8cecfede1671e26b5da1b4.jpg)
湖面に浮かぶボートも小さく見えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8b/de2cfc21586631fdf1b362c656dacf73.jpg)
ワンフラワードウィンターグリ-ン。同族のイチゲイチヤクソウは、日本では北海道でのみ見られたようですが、現在ではほとんど絶滅状態のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/71/64b6c334706b0ef205a6f673eba4a97d.jpg)
ゴールデンアスター。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/95/704e86b5d359c9f1ac18eccaad6d7849.jpg)
エバーグリーンバイオレット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6a/8ed00a98db9ba2a883e42481f78c7b42.jpg)
山道を登っていくと、ミラー・レイクの畔に出ました。奥に聳えるのはビッグ・ビーハイブです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ec/92ce063d31254ca901c1004527fd6d39.jpg)
山に囲まれた小さな湖で、名前のように山の影を湖面に映していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/4e/5ef1f9bedbe95dd6944d9ddcc7c73f66.jpg)
湖畔ではシマリスが餌をねだっていました。カナダの国立公園内では、野生動物に餌を与えることは禁止されているのですが、与える者がいるため、観光客の休憩スポットでは、餌をおねだりするリスが必ずいました。
レイク・ルイーズは、標高1536mに広がる、長さ2.4km、幅550m、深さ90mの湖です。奥に広がるヴィクトリア山(3464m)の氷河から流れ出る水を集め、神秘的なターコイズ・ブルーの湖面を広げています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/62/db28f56574f57453ac2a9e7ff7d572ae.jpg)
レイク・ルイーズの名前は、ヴィクトリア女王の四女でありカナダ総督ジョン・キャンベル夫人であったルイーズ・キャロライン・アルバータに由来しています。なお、アルバータ州の名前も彼女に由来しています。背後のヴィクトリア山もヴィクトリア女王に由来しており、親子の名前が揃っていることになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/5d/621a1327a3855d1f627fb803a9d5e886.jpg)
青空が広がっていますが、風があるため、鏡のように山の姿を映していないのは少し残念でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/19/09e182c1e5adfa34bcf2fe80e143107d.jpg)
一般的なツアーでは、この眺めをしばらく楽しんだ後は、他の観光地へ移動となる所ですが、今回のツアーでは「レイク・アグネス&ビーハイブス」のトレッキングコースを歩くことになりました。
釣鐘状のビッグ・ビーハイブが見えており、その右手の基部にレイク・アグネスが隠されています。我々のツアーでは、右手のリトル・ビーハイブまで登ってからレイク・アグネスを回って下山してくることになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/ee/ae419bf8842498e53631c3623bc9f9c1.jpg)
レイク・ルイーズの東岸には、シャトー・レイク・ルイーズという4つ星ホテルがあります。
このホテルは19世紀末から20世紀初頭にカナダ太平洋鉄道が建設したもので、同じロッキー山中のバンフ・スプリングス・ホテル、ケベックのシャトー・フロンテナック等とともにフェアモント・ホテルズ系列で、カナダィアン・ロッキーの観光開発の起点となりました。
私が参加するような財布にやさしいツアーでは、このホテルに泊まることはありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/87/9e531db5e5d7cf4debc63016a0d2f770.jpg)
湖畔の遊歩道沿いに、クラシックなスタイルの登山者の銅像が置かれています。
カナダ太平洋鉄道がカナディアン・ロッキーを観光地として開発する際の1899年から50年に渡って、多くのスイス人ガイドを雇い入れて、登山ルートの整備や安全の確保を行いました。この像は、スイス・ガイド100年記念として1999年に置かれたものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/0d/7a8f7fe3b4dea89a0a9b1d106028f5b4.jpg)
多くの観光客が歩いている湖畔の遊歩道から別れて、トレッキングコーに向かいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/2e/37941c805dbc62dbc72153c436eafb7f.jpg)
トレッキングコースの案内はしっかりしています。
トレッキングコースは、歩行者専用と乗馬専用、その兼用コースに分かれています。兼用コースでは、馬の落し物を踏まないように足元に注意する必要があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/08/81c83ffcc07454a384e13de8a9c6a906.jpg)
最初は、針葉樹に囲まれた直線的に延びる道を緩やかに登っていきます。
登山専門の旅行会社募集のツアーなので、日常的に登山を行っていない参加者も多いようで、やたらゆっくりペースの歩きになりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/7f/d103af01019a3c00a2c6ba51df9f45b6.jpg)
ゆっくりペースはかえって疲れるところもありましたが、その分、花の写真を撮る時間的余裕がありました。
バンチベリー。日本でいうところのゴゼンタチバナ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/ec/34bf970d1291eaaea9d2ff589f583dec.jpg)
イエローコロンバン。日本でいうならキバナオダマキということになりますね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/87/f25605b0e7f017a8dd7111931312ab1c.jpg)
黄色味の強いイエローコロンバン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/df/9707b4b322702a3901bdaddaab10cebc.jpg)
一部赤みを帯びたイエローコロンバン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/c9/1d2ea61c1d43f5f294e095523127bdc5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/98/a65a5203c864b5788d978b0c02858dae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/96/cdae966cd1239b637cb0d558445e895e.jpg)
バッファローベリー。グミ科の落葉樹で、実は小鳥や動物の好物。特にクマの大好物だといいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/df/179f3c7f87973acef2ade765fd1fee56.jpg)
登山道の直線部が終わって折り返すところでは、レイク・ルイーズの眺めが広がりました。高度もかなり上がってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/85/d0a47dc41a8cecfede1671e26b5da1b4.jpg)
湖面に浮かぶボートも小さく見えています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/8b/de2cfc21586631fdf1b362c656dacf73.jpg)
ワンフラワードウィンターグリ-ン。同族のイチゲイチヤクソウは、日本では北海道でのみ見られたようですが、現在ではほとんど絶滅状態のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/71/64b6c334706b0ef205a6f673eba4a97d.jpg)
ゴールデンアスター。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/95/704e86b5d359c9f1ac18eccaad6d7849.jpg)
エバーグリーンバイオレット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/6a/8ed00a98db9ba2a883e42481f78c7b42.jpg)
山道を登っていくと、ミラー・レイクの畔に出ました。奥に聳えるのはビッグ・ビーハイブです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/ec/92ce063d31254ca901c1004527fd6d39.jpg)
山に囲まれた小さな湖で、名前のように山の影を湖面に映していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/4e/5ef1f9bedbe95dd6944d9ddcc7c73f66.jpg)
湖畔ではシマリスが餌をねだっていました。カナダの国立公園内では、野生動物に餌を与えることは禁止されているのですが、与える者がいるため、観光客の休憩スポットでは、餌をおねだりするリスが必ずいました。