さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ヤンギ・カラ その3

2019年12月19日 | 海外旅行
ヤンギ・カラを代表的する展望スポットにやってきました。

丁度、夕日が崖を赤く染める時間になっていました。地元民は、大地が赤く燃え広がっているような姿から「炎の渓谷(FRAME CANYON)」とも呼ぶといいます。崖の高さは200mほどあります。



ヤンギ・カラについての説明を行いましょう。

ヤンギ・カラの大地は、太古に存在した海「テチス海」の底であったものが、隆起した後、風と雨による浸食によって削られて今の形となっています。

「テチス海」は、パンゲア大陸の分裂が始まった約2億年前ないし約1億8000万年前から新生代第三紀まで、ローラシア大陸とゴンドワナ大陸の間に存在した海域です。ゴンドワナ大陸からアフリカ大陸とインド大陸が切り離されて北上しました。インド大陸とユーラシア大陸が衝突することによってヒマラヤ山脈が形成されましたが、一方、アフリカ大陸とユーラシア大陸が接近したことによって、テチス海は消滅してしまいました。カスピ海、黒海、アラル海、さらにヤンギ・カラはテチス海の名残と考えられています。



ヤンギ・カラの大地は、白亜と石灰質の白い地層と、ヨウ素を含んだピンク色の地層によって形成されています。これらの岩の層の形成は、太古に存在した海「テチス海」が大きく影響しています。遠浅のテチス海は、長い年月を経て太陽光を浴びたことで植物プランクトンが発生。植物プランクトンの死骸を含んだ堆積層が5000万年前頃に隆起し、後のカスピ海の海進海退や雨風の浸食を受け、現在の光景を創り出しました。



このように襞状に浸食が進んだ風景はこれまでにも見たことがありません。この風景には魅了されました。







崖下にも面白い浸食地形が見られました。



地球離れした眺めです。



岩の張り出しがありました。



順番に記念写真を撮ることになりました。



ジャンプ。



風景を眺めたり、記念写真を撮っているうちに日も沈んできて、歩いてキャンプ地に移動することになりました。



歩いていると太陽が沈む寸前となり、谷が茜色に染まりました。



足を停めて、沈む太陽を眺めました。



テチス海に沈む夕日です。



地平線に近づくと太陽が変形を始めました。







最後にはひっくり返した杯状になりました。

台地の上でキャンプするため、じっくりとヤンギ・カラを楽しむことができます。
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