
順序が前後しますが、ポクロフスキー聖堂の内部に入ることができなかったため、バスに戻り時間調整のために救世主キリスト教教会を外から見学しました。
救世主キリスト教教会は、1812年の祖国戦争(対ナポレオン戦争)の勝利を記念して、国中から寄付を集めて建てられました。

続いて、クレムリンに向かいました。
手前の白く丸い門は、クフフィア門です。ここがメインの入場口になります。背後の望楼はトロイツカヤ塔です。その奥には、クレムリン大会宮殿が広がっています。

戦争に関する記念日であったためか、ロシア正教の司祭が多数集まっていました。

武器庫に入場するため、ボロヴィツカヤ塔の入り口に回り込みました。

ボロヴィツカヤ塔の入場口です。

ボロヴィツカヤ塔の入り口を通った先に武器庫の入り口があります。

ボロヴィツカヤ塔を内側から振り返ったところ。

武器庫は、右側の建物に置かれています。

武器庫は、武器の他に、金や銀製の食器、衣装や王冠などが展示されており、宝物館となっています。
館内は撮影禁止のために、絵葉書や本からのコピーになります。
これはエカテリーナ2世の結婚式の衣装。

エカテリーナ2世の戴冠式の衣装

エカテリーナ1世の衣装

結婚式にも使われたエカテリーナ2世愛用の黄金の馬車

モノマフの帽子 13~14世紀
ピョートル大帝までの皇帝が被った王冠

ミハイル・ヒョードロヴィチ・ロマノフのヘルメット

ミハイル・ヒョードロヴィチ・ロマノフの王冠、王玉、笏杖

武器庫のコレクションのうち、最もユニークといえるのは、ファベルジェの卵です。
ファベルジェとは19世紀末から20世紀初頭にかけてロシア王室ご用達となった宝石商です。
ロマノフ家のアレクサンドル3世とニコライ2世の注文で、それぞれの皇后と母后のために製作されたインペリアル・イースター・エッグと呼ばれる作品群はその独創性に溢れる美しさと、精緻を凝らした仕掛けで歴史上屈指の工芸美術品として名高いものになっています。
ファベルジェの卵は、全て卵の中に”驚き”と呼ばれる嗜好を凝らした小さな仕掛けが入っています。

ファベルジェの卵は、まれにオークションに出品されると10億円もの値段が付けられるようです。

以下、ファベルジェの卵をどうぞ。






翌日の朝に、武器庫の地下にあるダイヤモンド庫を訪れました。ここの警備は厳重で、カメラはもちろん、携帯電話も持ち込み禁止で、手荷物の持ち込みもできません。
ダイヤモンド庫は二部屋の狭いものですが、ダイヤや金のコレクションが展示されています。カップに山盛りになったダイヤモンドや宝石がちりばめられた宝飾品には目を奪われます。
エカテリーナ2世の戴冠式で使った王冠と王玉、笏杖が展示されていました。
笏杖の先には、オルロフのダイヤモンドがはめ込まれています。この石は、18世紀後半、インドのマイソールにあるヒンズー神の目でした。フランス兵士が盗み出し、イギリスに渡り、アムステルダムを経てロシアのオルロフ伯爵に渡りました。ロシアの女帝エカテリーナ2世に、愛人のオルロフ伯爵が献上したのでこの名がつきました。
武器庫とダイヤモンド庫は、見どころ満載の場所でした。入場予約も必要なため、ツアーでは省かれてしまうことも多いですが、ここが含まれるツアーを選ぶべきでしょうね。
救世主キリスト教教会は、1812年の祖国戦争(対ナポレオン戦争)の勝利を記念して、国中から寄付を集めて建てられました。

続いて、クレムリンに向かいました。
手前の白く丸い門は、クフフィア門です。ここがメインの入場口になります。背後の望楼はトロイツカヤ塔です。その奥には、クレムリン大会宮殿が広がっています。

戦争に関する記念日であったためか、ロシア正教の司祭が多数集まっていました。

武器庫に入場するため、ボロヴィツカヤ塔の入り口に回り込みました。

ボロヴィツカヤ塔の入場口です。

ボロヴィツカヤ塔の入り口を通った先に武器庫の入り口があります。

ボロヴィツカヤ塔を内側から振り返ったところ。

武器庫は、右側の建物に置かれています。

武器庫は、武器の他に、金や銀製の食器、衣装や王冠などが展示されており、宝物館となっています。
館内は撮影禁止のために、絵葉書や本からのコピーになります。
これはエカテリーナ2世の結婚式の衣装。

エカテリーナ2世の戴冠式の衣装

エカテリーナ1世の衣装

結婚式にも使われたエカテリーナ2世愛用の黄金の馬車

モノマフの帽子 13~14世紀
ピョートル大帝までの皇帝が被った王冠

ミハイル・ヒョードロヴィチ・ロマノフのヘルメット

ミハイル・ヒョードロヴィチ・ロマノフの王冠、王玉、笏杖

武器庫のコレクションのうち、最もユニークといえるのは、ファベルジェの卵です。
ファベルジェとは19世紀末から20世紀初頭にかけてロシア王室ご用達となった宝石商です。
ロマノフ家のアレクサンドル3世とニコライ2世の注文で、それぞれの皇后と母后のために製作されたインペリアル・イースター・エッグと呼ばれる作品群はその独創性に溢れる美しさと、精緻を凝らした仕掛けで歴史上屈指の工芸美術品として名高いものになっています。
ファベルジェの卵は、全て卵の中に”驚き”と呼ばれる嗜好を凝らした小さな仕掛けが入っています。

ファベルジェの卵は、まれにオークションに出品されると10億円もの値段が付けられるようです。

以下、ファベルジェの卵をどうぞ。






翌日の朝に、武器庫の地下にあるダイヤモンド庫を訪れました。ここの警備は厳重で、カメラはもちろん、携帯電話も持ち込み禁止で、手荷物の持ち込みもできません。
ダイヤモンド庫は二部屋の狭いものですが、ダイヤや金のコレクションが展示されています。カップに山盛りになったダイヤモンドや宝石がちりばめられた宝飾品には目を奪われます。
エカテリーナ2世の戴冠式で使った王冠と王玉、笏杖が展示されていました。
笏杖の先には、オルロフのダイヤモンドがはめ込まれています。この石は、18世紀後半、インドのマイソールにあるヒンズー神の目でした。フランス兵士が盗み出し、イギリスに渡り、アムステルダムを経てロシアのオルロフ伯爵に渡りました。ロシアの女帝エカテリーナ2世に、愛人のオルロフ伯爵が献上したのでこの名がつきました。
武器庫とダイヤモンド庫は、見どころ満載の場所でした。入場予約も必要なため、ツアーでは省かれてしまうことも多いですが、ここが含まれるツアーを選ぶべきでしょうね。