さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
http://iide.hp.infoseek.co.jp/

さすらいの風景 ナイル・クルーズ その2

2010年12月16日 | 海外旅行
アスワンからルクソールへ移動する二日目は、コムオンボ神殿とホルス神殿を途中で見学しましたが、昼間の大部分の時間は、船で過ごすことになりました。

船で一緒になったドイツ人観光客は、水着になって日光浴を楽しんでいました。どうも、神殿の見学に出かけなかった人も多かったようです。日本人とは、観光のスタイルが違うようです。

水着はもっていっていましたが、半ズボン姿で、椅子を占領して、ナイル川沿いの風景を眺めて過ごしました。



ナイル川では、ファルーカと呼ばれる小型帆船をよく見かけました。



ナイル川に橋はほとんどなく、フェリーによる渡しも途中で見かけました。



ナイル川の岸辺には、細い緑のベルトが続き、その向こうには赤茶色の砂漠が広がっていました。



川岸には、崩壊の進んだ遺跡も見られました。



この遺跡は、ガイドブックにも名前は載っていませんでした。



部屋や壁の跡が見られますが、どのような遺跡であったのか、想像を掻き立てられます。



扉がつけられている部屋もありました。



川岸の水辺では、牛や水鳥が遊んでいました。



同じようなクルーズ船ともすれ違い、お互いに手を振ることになりました。



ナイル川の右岸沿いには、ルクソールからアスワンへと続く鉄道も走っています。



線路脇の小山に、崩壊の進んだ廃墟が広がっていました。

中央に寺院を思わせる大きな建物があり、斜面に沿って建物が広がっているように見えます。



遺跡全体は、石造りではなく、日干し煉瓦を積み重ねたようです。

他の国なら、注目される遺跡になっていたでしょうに、エジプトでは、観光の対象にはならないようです。



小さな駅が現れましたが、周囲に人家はなく、文字通りの「秘境駅」でした。



ナイル川に浮かぶ中洲で、子供たちがサッカーをして遊んでいました。



ナイル・クルーズ船とも数多くすれ違います。



小さな村も時々現れます。



帆を二つ張った、大型の帆船にも出会いました。



湖畔で見かけたモスク風の建物です。ミナレットと呼ばれる尖塔が付属しておらず、王増でカメラを構えた観光客らしき者が見えるので、モスクではないのかもしれません。



デッキで、遅めのアフヌーン・ティーを楽しんでいると、夕日が沈んできました。



ナイルに沈む夕日の写真撮影に、しばらく夢中になりました。



真っ赤な太陽が沈んでいきました。

明日も、晴れて暑い日になるでしょう。エジプトの天気予報は簡単です。

ナイルクルーズでは、この夜、夕食後にガラベーヤ・パーティーが開かれ、お客を楽しませてくれました。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« さすらいの風景 ナイル・ク... | トップ | さすらいの風景 エスナ閘門 »
最新の画像もっと見る

海外旅行」カテゴリの最新記事