さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ホーチミン その1

2013年04月25日 | 海外旅行
ベトナムを縦断してきて、最後の訪問地はホーチミンになりました。

ホテルは、ホーチミンを代表するショッピングストリートの入り口にあるマジェスティック・サイゴンでした。時間は11時近くになっていましたが、チェックイン後に散歩に出かけました。



マジェスティック・サイゴンは、ベトナムでも有数の歴史を誇るコロニアルスタイルの老舗ホテルです。有名人やベトナム戦争中のジャーナリストが数多く泊まっています。その中でも有名なのは開高健で、朝日新聞社臨時特派員として103号室に100日間ほど滞在しました。



ロビーの雰囲気は、ここが社会主義国家であることを忘れるような、クラシックな落ち着きを感じさせるものでした。

ただ、割り当てられた部屋は、夕方まで入っていられるレイト・チェック用のためか、普通のビジネスホテル並みのものでした。



照明もクラッシックです。





ドンコイ通りに出ると、ネオン輝く高層ビルを見上げることになりました。



ドンコイ通りの店もすでに閉まって、人通りもまれになっていました。

男性の一人歩きと見て、性的サービスの客引きが寄ってきて、追い払うのに少々手間取りました。ベトナムは社会主義国家のためわいせつ雑誌は持ち込み禁止で、税関で見つかると高額な罰金をとられるといいます。ヌード写真の載っている週刊誌は持ってこないように注意したというのに、現状は結構乱れているようです。



通りを進むと、市民劇場が現れました。



市民劇場は、バロック様式で、フランス統治時代の1898年に建てられました。ベトナム戦争中は、国会議事堂としても使われました。



翌日の昼間にドンコイ通りを行き来する際にも、この建物を眺めることになりましたが、夜景の美しさは格別なものでした。



ドンコイ通りから少し脇に入ったところに、ホーチミン人民委員会庁舎があります。

1908年建造のフランス風の建物です。





ホーチミン人民委員会庁舎に向かい合う緑地帯には、ホーチミン像が置かれていました。



ホーチミンが少女を抱いている像です。



ホーチミン人民委員会庁舎やホーチミン像は、見所の一つと思うのですが、翌日のツアーでは前をバスで通り過ぎただけでした。ホーチミン人民委員会庁舎は撮影禁止ともガイドブックに書かれており、観光客がぞろぞろと見学しているととがめられるのかもしれません。



ホーチミン市で一番の高さ178mを持つビテクスコ・フィナンシャルタワー。サイゴン・スカイデッキという展望台があるのですが、上がる時間がありませんでした。



ホテルに戻り、通りをわたるとサイゴン川の川岸に出ました。観光船が停泊していましたが、時間も遅く、灯りも落ちていました。

いよいよ、翌日は、見学の最終日になります。
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