さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 リスボン その1

2020年05月12日 | 海外旅行
リスボンでは、ラマダ・リスボンに2泊することになりました。



客室。

時差の関係で時間の感覚がおかしくなっていましたが、シャワーをあび、日本から持ってきたおにぎりとパンで夜食をとって寝ました。

一日目は、これで終わり。日本からの直行便が無く、乗り継ぎの必要なポルトガルは遠いですね。



二日目は、リスボンの市内観光です。まずは、リスボン中心地から南西部に位置するベレンの塔と発見のモニュメントの見学に向かいました。

ホテルは市内の北側にあり、街中を抜けていく途中、闘牛場の前を通りました。1892年に造られたれんが造りのアラブ風の建物です。

ポルトガルの闘牛は、スペインのものとは違って牛はマタドールによってとどめをさされることはありません。騎馬闘牛士(カヴァレイロ)の銛と徒歩闘牛士(トウレイロ)によって弱らされ、牧童(フォルカードス)による抑え込みが成功したところで牝牛と共に退場するという進行になります。競技場では牛は殺されませんが、その後は肉屋行きなのかな。



スペインの旗が立てられていますが、スペイン大使館があることからこの前はスペイン広場と呼ばれています。



広場の中には、凱旋門風のモニュメントが置かれていました。



モンサントの丘が近づくと、アグアス・リヴレス水道橋が見えてきました。水道橋というとローマ時代のものを思い浮かべてしまいますが、これはジョアン5世治世下の1728年に着工し、20年をかけて完成されました。



高さ65mで世界で最も高い石造りのアーチと言われています。



テージョ川の岸辺にあるベレンの塔に到着しました。



テージョ川を行き交う船を監視し、河口を守る要塞として、マニュエル1世の命によって1515年に着工されて1520年に完成した塔です。後に船の通関手続きを行う税関や灯台の役目も果たしました。



丁度引き潮で、海底が現れてしまっていますが、塔は水中に建てられており、木の橋で入場することになります。残念ながら入場しませんでしたが。



テラスは砲台になっています。その下は火薬庫、一番下は水が流れ込む水牢になっています。



塔は四階建てで、一階は司令官の間、二階は国王の間、三階は謁見の間、四階は礼拝堂が設けられています。



ベレンの塔の脇の緑地帯には、複葉水上機が展示されていました。



1922年6月に、ポルトガルのリスボンからブラジルのリオ・デ・ジャネイロまでの初の南大西洋横断飛行に成功したサンタ・クルス号のレプリカとのこと。実物はジェロニモス修道院の西棟にある海洋博物館に展示されているようです。



テージョ川の向こうに見えているのは、4月25日橋。



すぐ近くに発見のモニュメントが見えていました。歩いて行けそうな距離に見えますが、一旦バスに乗りました。



発見のモニュメントとの間にはヨット・ハーバーがあり、直線的には行くことができませんでした。
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