さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 フェズ その3

2019年04月10日 | 海外旅行
ブー・ジュルード門のあるメディナ西部地区からバス移動して、車で中央近くまで入ることのできるルシーフ広場に移動しました。少し手前で車を降りてルシーフ広場に向かうとルシーフ門が見えてきました。



再び迷路歩きが始まりました。様々な店が並んでいました。



穀物の店。



デーツ(なつめやし)。



モロッコ菓子。



野菜。



カタツムリ。カタツムリを食べるのは、フランス統治の影響でしょうか。フランス料理に使われるエスカルゴに比べると小さいような気がします。



肉屋。羊肉が主です。



魚。



野菜。



染色職人街(テンチェリエ・スーク)に入ってきました。

天井からつるされているのは、サボテンに似た植物「リュウゼツラン」の一種からとった繊維を紡いだサブラ糸のようです。サブラ糸は、光沢があることから「モロカン・シルク」あるいは「カクタス・シルク」と呼ばれ、民族衣装や室内装飾に使われてきましたが、現在では、土産物用にこの材料を用いたキーホルダーが作られています。



職人が染色を行っているところも見学できました。

この一帯は、通路が水で濡れており、足元に注意して歩く必要がありました。



ロバが荷物を運んでいました。





金物屋。







小路脇にカラウィン・モスクが現れました。内部には入れないので、入り口からの見学になりました。

9世紀にチュニジアのケロアンから移住してきた裕福な商人の娘ファ-ティマ・フェヘーリヤによって建てられ、後に学問の場「マドラサ」に変わりました。



少し角度を変えての眺めです。

1000年の間に改装・増築を重ね、現在の収容人員は2000人といいますが、入り口からの眺めでは内部の様子をうかがうことはできません。また、956年の改装時に四角形のミナレットが付け足されたといいますが、入り口からは全く見ることができませんでした。





その先で、きれいな小路に変わりました。
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