さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ブラチスラヴァ その2

2011年10月12日 | 海外旅行
プラチスラヴァの中心は、旧市庁舎があるフラヴネー広場になります。



広場の周りには、古い建物が並んでいます。噴水の左奥に見えるのは、日本大使館です。



広場の中心には「ロランド噴水」があり、これは、オーストリア皇帝マクシミリアン 2世の命を受けて作られたブラチスラバ最古の公共水汲み場です。

騎士像は皇帝マクシミリアンとも、中世都市の保護騎士ロランドであるとも言われています。





旧市庁舎の塔



建物の角に聖母子像が付けられていました。



市庁舎の中庭



広場の脇には、土産物を売る露店が並んでいました。



手編みで作った天使



観光客用のミニバスが走っていました。



プラチスラヴァでは、街角に置かれた銅像が名物になっています。これはナポレオン。



広場から通りを進むと、建物の角にカメラを構えて覗き込む像が置かれています。これはパパラッチの像で、この建物にあるパパラッチという店名のイタリア料理店に由来しています。



さらに通りをいくと



マンホールから頭を出した像。奥は、物まねの大道芸人。



作業中との標識も置かれています。



小ぶりですが美しいスロヴァキア国立劇場

1889年に建てられた名門歌劇場で、ルチア・ポップやグルベローヴァらの名歌手を輩出しています。

ルチア・ポップは、この歌劇場でクレンペラーの指揮でモーツァルトの魔笛の夜の女王を歌ってデビューしました。
グルベローヴァは、プラスチスラヴァ生まれで、この劇場でデビューしました。グルベローヴァも夜の女王の歌い手として名高いのは面白いですね。

また、「のだめカンタービレ」のヨーロッパ編では、千秋が常任指揮者になって、今は落ち目の名門オーケストラの「ルー・マルレ・オーケストラ」を立て直すために奮闘することになりますが、その本拠地のブラン劇場として撮影に用いられました。



気温が上がってきて、木陰のカフェが気持ちよさそうに見えました。



マルティン大聖堂

14世紀初頭から約200年間かけて建てられました。1563年から1830年まで歴代ハンガリー王の戴冠式が行われたところとして知られており、 1741年にはマリア・テレジアもこの教会で戴冠しました。

塔の高さは 85mありますが、修復中でした。



ペスト記念碑

今回訪れた中欧の各都市で見られ、ヨーロッパを襲ったペストの猛威をうかがい知ることができます。

旧市街地の見学を終えて、バスに戻りプラスチラヴァ城に向かいました。
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