
スニオン岬は、アテネの南東に位置し、サローン湾沿いに70kmほどドライブした先にあります。

岬の先には、海神ポセイドン神殿があります。この神殿の着工はBC490年より前で、ペルシャ戦争によって工事は一時中断し、BC440年に完成したといいます。

ドーリア式の柱が並んでいます。

スニオン岬では、夕陽に染まる神殿やエーゲ海の眺めが素晴らしいため、夕暮れを待ちます。

神殿は、刻々と色を変えていきます。

スニオン岬は、断崖になって海に切り落ちています。このスニオン岬は、ギリシャ神話にも登場します。
英雄テセウスは、クレタ島のクノッソス宮殿で牛頭人体の怪物ミノタウロスを退治します。旅立ちの際に、心配する父親のアテネ王エイギオスに「成功したら白い帆をあげて帰ってきます。黒い帆なら、僕は死んだとあきらめてください」と言い残していました。怪物を退治し、クレタ島を脱出したテセウスは、アテネに帰れる喜びに、父王との約束も忘れ、黒い帆のままアテネへと急ぎ戻ってきました。黒い帆を認めた父王は、悲しみのあまりスニオン岬から海に身をなげてしまいました。
エイギオス王が亡くなった海という事で、エイギオスの海、転じて今日の「エーゲ海」という名前になったと言われています。

エーゲ海もバラ色に染まっていきます。





紺碧のエーゲ海も茜色に染まり、日没も迫ってきました。


神殿の柱の間から、最後の光芒がさしこんできました。

神殿も黒いシルエットに変わり、あと少しで太陽は海に沈んでいきます。

岬の先には、海神ポセイドン神殿があります。この神殿の着工はBC490年より前で、ペルシャ戦争によって工事は一時中断し、BC440年に完成したといいます。

ドーリア式の柱が並んでいます。

スニオン岬では、夕陽に染まる神殿やエーゲ海の眺めが素晴らしいため、夕暮れを待ちます。

神殿は、刻々と色を変えていきます。

スニオン岬は、断崖になって海に切り落ちています。このスニオン岬は、ギリシャ神話にも登場します。
英雄テセウスは、クレタ島のクノッソス宮殿で牛頭人体の怪物ミノタウロスを退治します。旅立ちの際に、心配する父親のアテネ王エイギオスに「成功したら白い帆をあげて帰ってきます。黒い帆なら、僕は死んだとあきらめてください」と言い残していました。怪物を退治し、クレタ島を脱出したテセウスは、アテネに帰れる喜びに、父王との約束も忘れ、黒い帆のままアテネへと急ぎ戻ってきました。黒い帆を認めた父王は、悲しみのあまりスニオン岬から海に身をなげてしまいました。
エイギオス王が亡くなった海という事で、エイギオスの海、転じて今日の「エーゲ海」という名前になったと言われています。

エーゲ海もバラ色に染まっていきます。





紺碧のエーゲ海も茜色に染まり、日没も迫ってきました。


神殿の柱の間から、最後の光芒がさしこんできました。

神殿も黒いシルエットに変わり、あと少しで太陽は海に沈んでいきます。