おやじ特別便

ひまじんおやじの日常

木で網戸を作る

2020-06-18 17:18:34 | 日記・エッセイ・コラム

【今日の 木工】

ワシんちは和風別館(名ばかりの)の車庫の上が中二階になっている。天井高1.4m以下なので床面積には参入されない、家屋登記も同じ。

非常にお利口な建物である。もちろん居室ではなく物置である。

その後、ミサワホームが建物の一部をうまく利用して「蔵」とか名付けて売り出したのは、ワシんちを見たからである。(個人の勝手な幻想である)

この物置には窓がある。北に面してはいても真夏の夕暮れには内部がものすごく暑くなる。

それが普通と思っていたが、あるときこの窓にも網戸を付ければ涼しいんでないかい?と気が付いた。

網戸業者に頼もうにも網戸業者などあるのかいな。ああそうだ、ホームセンターで発注すれば作ってくれるだろう。

ホームセンターに行って調べると、窓のサッシュのサイズを事細かく計って来て注文せねばならん。そりゃあそうだ。

やめた。めんどくさいのと案外な値段がする。

ではどうするか。例によって自分で作ればよい。

 

昔、NHKでやってたドラマ「大草原の小さな家」のパパ、チャールズ・インガルスみたいな気持ちになればよい。

何しろ西部開拓時代にはなんでも自分たちでやらなければならなかったからのう。

ホームセンターで断面が24mm×24mmのヒノキの木材を2間(にけん。一間は長さ約1.83m)買ってきて

側面に幅3mmの溝をルーターで彫る。

この溝に、ゴムシール材を網戸用ネットと共に挟み込むのだ。

現地採寸したサイズに木材を切って四角に組み立てる。額縁状だ。

サイズは横815mm縦575mm

これに網戸の網の在庫(以前、網戸を張り替えた時のあまり)を貼って出来上がり。

隙間から憎き蚊が入ってこないように「モヘヤシール」と呼んでいるブラシ状のシール材を貼る。(上の写真右側に一部見えている)

モヘヤってアンゴラ山羊から取れる獣毛だそうな。

勿論ここで使うのは天然獣毛ではなくて合成繊維だ。

はい、出来ました。

取り付けると「ピッタリ ポン!」隙間無し、まるで誂(あつら)えたようだ。さすがワシ。

 

この物置は災害時用の食糧庫にもなってる、賞味期限が来次第、順に食べる、食べたら追加

(これをローリングストック法と近頃は気張って言うようだ)

風を通せるようになったのがうれしい。  なんで今までやらなかったのか。

費用は角材2本で1220円だけ。あとの材料はリス年ゆえの在庫利用。ピース

思った以上に連れ合い喜ぶ。

 

【今日の 知ってた?】

世界中で人を一番殺している動物は何か?

それは「蚊」だそうだ。

これからも「蚊」が人にとって一番の脅威だそうな。「蚊」がヒトを殺す数は一年間で75万人

では、2番目は?

それはヒト。一年間に47万5千人。

 


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