【今日の 竣工】
工程12
岩が石膏のままでは、それが幼児・児童だろうと、ワシがいかに上手にサイエンスショーをしても訴求力がいまいちだ。
だからジオラマよろしく岩石を模した塗装をしたのだが、これがなかなか難しい。とは昨日のブログ。
今日はもう少し凝って(こって)見ようと思う。
岩だらけの渓谷に少し水の流れがある、といった風景を醸し(かもし)出そうと挑戦した。
上が開いた四角い形のU字形の発泡スチレンを岩の渓谷らしく塗装して、
正面と裏面を黒で塗装して、渓谷を切り出した横断面だと思わせる。
そして
河川敷の中央部を一部掘り取り(例の熱線使用)UVレジンと言う優れものを流し込んで川の流れを表す。
このUVとは、つまり紫外線、英語でウルトラヴァイオレットだな
レジンとは樹脂のことだ。まとめると、紫外線で硬化する樹脂のことだ。(あれ?以前にブログしたか?)
紫外線は太陽光に含まれているから、この樹脂を太陽光に当てると固まるのだ。
この様に紫外線だの樹脂だのと書くと、なんだか小難しい感じがするが
なんのこたあない、ダイソーで110円(税込み)でいつでも買える。色も色々とある。透明も。
婦女子の間でアクセサリーを(ブローチとかだな)作るのに、このUVレジンを使うと本職が作ったように艶がきれいに出るのでいま、都会で流行っているそうだ。
ん?都会で流行ってる?オジイちゃんダッセー。今どき言わないわ。
↓この様にしてUVレジンで水面を表現した。
以上で、アーチ橋の全製作行程は終了だ。
◆
石造アーチ橋の工事
次にこれを使って現場でアーチ橋の仮設工事を再現しよう。
工事中の支えとなる木製のトラスアーチ状の支保工を建設する。
あくまで仮の設備である。
この支保工が少し浮いた状態になっているが4本の丸棒とコイルスプリングで浮いているのだ。
ほしたら左右均等にアーチの主体となる石を順に置いていく。
最後に中央の石を設置する。この石が要(かなめ)となる石でキーストーンと呼ぶ。
じゃん
道路との間を石で詰めていく
ほぼ完成
では支保工をばらそう、今回はショーのために何度も使いまわす。このため台そのものを縮めて撤去する。
上下流から手で挟んで取り外す。
舗装もしなけりゃ。
舗装はサンドペーパーを道路の幅に合わせて切っただけ、サンドペーパーのざらつき加減がまるでアスファルト舗装。
以上で石造アーチ橋はめでたく竣工となる。
三夫婦の渡り初めは、現下の感染状況を考慮して取りやめ。
代わりに徳島県を走っているボンネットバスやまびこ号に橋を渡っていただくことにした。
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これで石造アーチ橋のお話はおしまい。最後まで読んでいただきましてありがとうございました。
ブーちゃんさまへ、もちろん持って行きますです。
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